ミュージカル〈フランケンシュタイン〉記者会見に中川晃教、小林亮太、加藤和樹、島 太星が登壇
2025年4月開幕のミュージカル〈フランケンシュタイン〉の製作発表記者会見が行われ、
ゴシックロマンの名著「フランケンシュタイン」を大胆なストーリー解釈と流麗かつメロディアスな音楽でミュージカル化した〈フランケンシュタイン〉は2017年に日本で初演され、壮大でスピード感溢れる衝撃の物語が大反響を呼び、続く2020年の再演も熱狂的な支持をもって迎えられた。
初演から続投する中川晃教、加藤和樹、鈴木壮麻に加え、ビクター・フランケンシュタイン/ジャック役に小林亮太、アンリ・デュプレ/怪物役に島 太星、ジュリア/カトリーヌ役に花乃まりあ、ステファン/フェルナンド役に松村雄基、エレン/エヴァ役に朝夏まなとの、豪華新キャストを迎えて2025年4月10日(木)~4月30日(水)東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)で三度目の上演の幕を開ける。
製作発表の冒頭では、劇中より「ただ一つの未来」「俺は怪物」「偉大な生命創造の歴史が始まる」の3曲が披露された。
♪「ただ一つの未来」小林亮太&島 太星
生命創造の正体を解き明かそうと意気込むビクター・フランケンシュタインに対し、神の領域に踏み込むことを諫めるアンリ・デュプレ、そのスリリングなやりとりが歌の中で展開される。
♪「俺は怪物」加藤和樹
ビクター・フランケンシュタインによって産み落とされ、他人は自分を怪物と呼ぶが、いったい自分は何なのか、絶望と希望が混在しながら、もがき苦しむ姿を披露。
♪「偉大な生命創造の歴史が始まる」中川晃教
曲名にもあるとおり、天才科学者ビクター・フランケンシュタインが、生命創造の秘密を解き明かし、友を救うため、世界を救うため、神の領域に挑戦するという、一幕ラストを飾る壮大なナンバー。
演出・キャストコメント
板垣恭一(潤色・演出)
再再演という非常に光栄な機会をいただけることになり、誰よりも僕が喜んでいると思います。
この作品の魅力は「人は神になれるのか?」というテーマの古典原作に、ビクターとアンリの友情の物語が加わっていることだと思います。日本で上演するにあたっては、「なぜ二人が惹かれ合ったのか、なぜアンリが身を捧げることになったのか」を描きたいと思い、権利元の承認を得て台本を書き足しました。今回はそこからさらに進んで、「ビクターがなぜ人間を生み出すに至るまで思い詰めたのか」というところを表現できるよう、一部演出を変える予定です。新しいキャストも加わるので、また新しい『フランケンシュタイン』を生み出せればと思っております。
中川晃教(ビクター・フランケンシュタイン/ジャック役(Wキャスト))
再演が決まったと報告を受けた時、またあの日々が始まるのか…と思いました。僕にとっては体当たりで挑ませていただく、そんな作品であり役どころです。ビクターやアンリが抱える正義、希望、使命、絶望は全て人間が生み出しているものです。一幕でビクターを演じる俳優が二幕ではギャンブル闘技場を営むジャックを演じる、この構造によって作品の持っているテーマがすごく見えてくるように作られていると思います。多くの方々に届きますよう、心を込めて演じさせていただきます。
小林亮太(ビクター・フランケンシュタイン/ジャック役(Wキャスト))
ようやくスタートラインに立たせていただいたような気がしております。この作品は一幕と二幕で全く別のキャラクターを演じたり、今までに挑戦したことのない域に行かなければならないと思っていて、芝居と歌の融合を自分の中でも一つの壁として越えていきたいです。絶望の中だからこそ芽生える光、救いというのがこの作品の魅力だと思います。背中で見せて下さる先輩方お二人に食らいついていけるように、全身全霊体当たりで挑んでいきたいと思います。
加藤和樹(アンリ・デュプレ/怪物役(Wキャスト))
この作品が大好きで、一ファンとして板垣さんよりも誰よりも再再演を楽しみにしているのは僕だという自負があります。初演時に韓国で初めて観劇し、これは大変だと思ったと同時に素晴らしいお芝居・セット・音楽で、僕の中では忘れられないずっとずっと大切な作品です。そして今回は五年ぶりの上演で、新キャストも加わるのでどんな『フランケンシュタイン』が生み出されるのか、気持ち的には再再演というより新作の気持ちで挑もうと思ってます。
島 太星(アンリ・デュプレ/怪物役(Wキャスト))
この作品に出演が決まってから、今の僕の生きる動機が『フランケンシュタイン』になりました。歩くにしても何をするにしても、これは『フランケンシュタイン』に何か繋がるんじゃないか?と思うくらい、命がけで臨ませていただいております。今日中川さん・加藤さんの歌唱を拝見してもっともっとやらなければいけないという気持ちもありますし、板垣さん演出のもと、お芝居をやらせていただけるというのはとても嬉しいことですので、精一杯頑張りたいと思います。
ビジュアル撮影ビハインド動画
https://www.youtube.com/watch?v=EfLA4JaxmHg
https://www.youtube.com/watch?v=RA_5yw-YmYQ
フォトギャラリー
フォトギャラリーはこちらからご覧いただけます
集合写真 写真提供:東宝/ホリプロ
公演情報
ミュージカル〈フランケンシュタイン〉
2025年4月10日(木)~4月30日(水)東京建物 Brillia HALL
2025年5月5日(月祝)~5月6日(火祝)愛知県芸術劇場 大ホール
2025年5月10日(土)~5月11日(日)水戸市民会館 グロービスホール
2025年5月17日(土)~5月21日(水)神戸国際会館 こくさいホール
公演詳細
ミュージカル『フランケンシュタイン』
<キャスト>
ビクター・フランケンシュタイン/ジャック(Wキャスト):中川晃教/小林亮太
アンリ・デュプレ/怪物(Wキャスト):加藤和樹/島 太星
ジュリア/カトリーヌ:花乃まりあ
ルンゲ/イゴール:鈴木壮麻
ステファン/フェルナンド:松村雄基
エレン/エヴァ:朝夏まなと
笠原竜司 栗山絵美 石川新太
松村曜生 齋藤桐人 宇部洋之 山田裕美子 宮野怜雄奈
半澤 昇 荒木啓佑 りんたろう 伊宮理恵
吉田萌美 松田未莉亜 江見ひかる 杉山真梨佳
久信田敦子 荒川湧太 田中真由
SWING:高木裕和 大川 永
リトル・ビクター:古澤利空 鈴木琉音
リトル・ジュリア:森田みなも 杉山穂乃果
<スタッフ>
音楽:ブランドン・リー
脚本/歌詞:ワン・ヨンボム
潤色/演出:板垣恭一
訳詞:森 雪之丞
音楽監督:島 健
振付:黒田育世/当銀大輔
美術:乘峯雅寛
照明:高見和義
音響:佐藤日出夫
衣裳:十川ヒロコ
ヘアメイク:宮内宏明
擬闘:渥美 博
音楽監督補/歌唱指導:福井小百合
指揮:田邉賀一
稽古ピアノ:八木淳太/森 俊雄/久野飛鳥
オーケストラ・コーディネイト:東宝ミュージック
振付助手:政岡由衣子
演出助手:高野 玲
舞台監督:松井啓悟
オリジナルプロダクション:ワン・ヨンボムプロダクション
製作:東宝/ホリプロ
インフォメーション
公式サイトhttps://www.tohostage.com/frankenstein/
公式サイトhttps://horipro-stage.jp/stage/frankenstein2025/
公式X(旧Twitter)= https://x.com/musical_franken
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