「スコピスト」達と迎えた『WHITE SCORPIОN』一周年ライブ「追撃」で魅せた進化

「I do love you」のMVが流れた後に本番のパフォーマンス。

やはり、アイドルの真価はライブにあるのではないか――。そう感じさせた「WHITE SCORPION」の1周年ライブ「追撃」でした。2024年12月7日。秋元康総合プロデュース「WHITE SCORPION」が結成されてから365日。レベルの高い、パフォーマンスでファンの心をつかんできました。満を持して「WHITE SCORPION」の単独ライブが竹芝で開催。多くの「スコピスト」(SCOPIST=ファンの愛称)達が祝福を兼ねて終結しました。

コンサート開始。最初、あくまで私見ですが固いように見えました。当然と言えば当然です。まだ1年しか経っていない新人です。そして一周年単独ライブなのですから。

「眼差しSniper」はやはり「WHITE SCORPION」の原点。

「WHITE SCORPION」のもはや、「十八番」と言ってよいEDMのノリの良い歌が最初から流れてきます。デビュー曲「眼差しSniper」から始まります。

ライブはYouTubeとは違います。アイドルにとって最大の見せ場と言ってもよいかも知れません。そして、パフォーマンス中の盛り上げ・煽りで全く会場の空気が一変するものです。個人的に記憶をたどると、順不同で指原莉乃(元HKT48)、高橋みなみ(元AKB48)、山本彩(元NMB48)といった名前が思い浮かびます。この人たちは頭1つ抜けていましたが、盛り上げ・煽りが下手というアイドルには未だ会った事はありません。

NICOの「熱」も凄かったです。

今回は、NICOの熱が会場を一変させたと思います。これはライブにとって非常に大切です。さきほど「固いように見えた」と記しましたが、NICOの煽りでその固さが取れた気もします。「スコピスト」達に向けた手紙を朗読する時も感極まったところなど「熱い想い」が、客席に届いたのではないでしょうか。

HANNAの存在は大きい。

ライブでは、観客は誰か「推しメン」を見つけるものです。そこからDDになるか箱推しになるのか、違ってきます。やはり、HANNAは相変わらず大物感が出しつつ、アンコール後の「Satisfaction graffiti」で魅せる15歳のあどけない表情は「生まれついてのアイドル」だと感じました。そして目を惹いたのは、後半のNATSUの爆発力でした。存在感を示していました。またMCを務めたALLYのほんわかさで客は癒されたでしょう。

「I do love you」のMVが流れます。欅坂46の「不協和音」を思わせるロケ現場と雰囲気。しかし曲調は明るく、メンバーの表情も笑顔であふれます。この曲もEDMながらアイドルの王道コード進行を使っているような安心感がある曲であり、パフォーマンスもメンバーが言っていた通り「いつものクールな曲とは違う」曲です。

https://youtu.be/VC_7Wtiegc8?si=yEx0BfLQv1BqHc29

アンコール後では、メンバーが客席に出向いてのマイクを向けるパフォーマンス。ふと、東京ドームシティで元AKB48大島優子さんがステージから審査員席にまで、アピールしにいったのを思い出しました。会場を活かした演出でした。

「純愛トースター」も初披露。これなども今までの「ホワスピ」になかった楽曲では。

ここでも何度か言及しているように「アイドル戦国時代」です。大変だな、とつくづく思う次第です。だからこそ「頑張っているアイドル」には、人々は想いを馳せ、自分に投影していくのでしょう。スコピストはWHITE SCORPIONにとって本当に大きな存在です。決して楽な1年ではなかった事は想像できます。だから涙するメンバーもいた訳です。決してエリートではないメンバーたち。それでも、ここまでのパフォーマンス力を上げた事に拍手です。

「WHITE SCORPION」は11人じゃない。全国の「スコピスト」達とアイドルの頂点を目指します。

「WHITE SCORPION」が進化する限り、スコピスト達はついていくでしょう。

(文@久田将義 写真@オーバース)

 

 

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