缶詰しかない居酒屋で缶詰を食いながら飲む! 最高か? 最高だった!

ポルトガルのリスボンにある「消臭力のCMのロケ地」が印象的だったので、どうしても行ってみたくて飛行機で飛びました。

本当にCMそのものだったので感動

ロケ地はリスボンの中心部にある高台の公園。その風景、本当にCMそのものだったので感動したのは言うまでもありません。

缶詰しか料理がない缶詰専門居酒屋

そんなリスボンで、缶詰しか料理がない缶詰専門居酒屋があったので入ったのですが、これが実に素晴らしい。何が素晴らしいかって、すこぶる酒に合う缶詰だらけだったのです。

よくよく考えてみると、缶詰って食材にしかっり味が染み込むし、鮮度もしっかり保たれる。もはや缶詰は保存方法ではなく調理法なのではないかと思うのですが、そんな缶詰が酒と相性が合わないはずがありません。

複数の缶詰をツマミに酒を飲むって経験、ほぼ皆無なので、体験としてとても新鮮。

缶詰のパッケージデザインがどれもカワイイ

店内に入ると、壁には無数に缶詰が陳列されています。お店が厳選した、ありとあらゆるお酒に合う缶詰がズラリ。どれを食べても美味しそう。なにより缶詰のパッケージデザインがどれもカワイイ。

これはジャケ買いするしかないのでは!? ということで、とりあえずいくつか缶詰を購入し、店員さんに開封してもらいました。

カットレモンもつけてくれます

缶詰を購入すると、店員さんが缶詰を開封してくれるだけでなく、しっかりと皿に盛り付けてくれます。柑橘エキスがあったほうが美味しい料理には、カットレモンもつけてくれます。

缶詰3種類しかないのにご馳走感がスゴイ!

パンもオーダー。山盛りがやってきました。缶詰はすべて魚介類だったので、お酒は白ワインのデキャンタ。なんかもう、缶詰3種類しかないのにご馳走感がスゴイ!

広がる旨味と酸味が実に美味

まずはタコから食べる。レモンをかけたその味は、マジ激ウマ。缶詰にしているせいか、弾力は弱めで、ソフトな食感。食べるとホロホロと崩れる感じもあり、広がる旨味と酸味が実に美味。たまりません。ガンガン白ワインが進みます。止まりません。どうすれば止まるのでしょうか。

こういう缶詰に特化した居酒屋、日本にもあるかも? あるかな? あるなら増えてほしいなと思ったしだい。あったら通いたい。ないなら、……またポルトガルに行こうかな。

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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