ドラクエ開発者・麻野一哉さんにつきまとってドラクエ裏話を聞きだそうとした結果→ テクテクライフしながら兵庫県へ

ゲームクリエイターの麻野一哉さんといえば、チュンソフトで『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』などのドラクエシリーズの開発に携わった人物。

ゲーム界の創成期からクリエイターとして活躍した麻野一哉さん

さらには『弟切草』『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』『トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン』『かまいたちの夜』の開発では中心人物として活躍し、『街 ~運命の交差点~』では総監督という立場に。まさにレジェンド。ゲーム界の創成期からクリエイターとして第一線を駆け抜けてきたカリスマ的人物といえる。

数多くの「ゲーム開発秘話」を語ってきた

麻野一哉さんは現在、スマートフォンアプリゲーム『テクテクライフ』の主要開発メンバーとなっており、2024年5月現在もゲーム業界の最先端を走り続けている。そんな麻野一哉さんは、ドラクエ開発の秘密(?)を知る人物としても知られており、いままで数多くの「ゲーム開発秘話」を語ってくれた。

<現時点で判明しているゲーム開発秘話>
DQ3開発スタッフにパソコンの処理速度が遅すぎてブチギレしてる人がいた
DQ4にあらくれがいないのはデザイナーがあらくれが嫌いだから
麻野一哉さんは鳥山明先生のモンスターの絵を勝手に描き直したことがある
室内でルーラを唱えると頭を天井にぶつける仕様は麻野一哉さんが考えた
堀井雄二さんの会社から届く仕様書が無茶ばかり書かれてて文句を言おうと思った
「ドラクエよりもすごいもの」を作ろうとしたゲームが弟切草
アクトレイザーを見て「俺たちが作りたかったのはこれ」と思った
弟切草の開発時に麻野一哉さんが女性アルバイトと家で遊んでたら社長が家に来てバレた
その女性アルバイトが弟切草のヒロインのモデル
かまいたちの夜のロケをしたときリアリティを求めて宿のガラスを割ろうとした

『テクテクライフ』が兵庫県とコラボ

ゲームマニアにとって、あまりにもご褒美すぎる裏話。もっと聞きたい! 少なくとも「DQ4にあらくれがいない理由」よりもスゴイ裏話が聞きたい! ……と思っていたところ『テクテクライフ』が兵庫県とコラボレーションするらしく、その式典に招待してくれるとのこと。


チェックポイントは兵庫県の『ひょうごフィールドパビリオン』

『テクテクライフ』で遊びながら実際に兵庫県のチェックポイントに出向き、チェックインすることで、兵庫県の様々な地域を移動して魅力を知れるだけでなく、検証にも応募できるそうな。チェックポイントは兵庫県が『ひょうごフィールドパビリオン』に指定した場所らしい。

兵庫県についてまったく無知な筆者。三ノ宮とポートピアと淡路島と「犯人はヤス」しか知らない! 兵庫県を知るには良い機会だし「知られざるドラクエの裏話を聞いて記事にしたい」と思った筆者はBダッシュで兵庫県へと向かった。

ドラクエの裏話を聞きだす良い機会だ!

新幹線と特急に乗って「ドラクエ3みたいなオツマミ」を食べつつ兵庫県に到着。

そして麻野一哉さんとプロデューサーの田村寛人さんと合流。式典は翌日なので、二人はこの日、実際に『テクテクライフ』で遊びながら兵庫県のチェックポイントを巡るらしい。ドラクエの裏話を聞きだす良い機会だ! と思ったので、つきまとうことに! つきまとう! 徹底的に!

ということで、田村寛人さんが運転するクルマで丹波方面に向かう。そう、きょうは丹波方面のチェックポイントを実際に巡るらしい。

兵庫陶芸美術館に到着

なかなか良い風景。なんていうか、癒やされるというか、空気が違う、おいしい。

ところで麻野さん、なんかドラクエの裏話ないですか?

麻野一哉さん「うーん、うーん、あるかなぁ、ドラクエの……。うーん、うーん」

そうこうしているうちに、気がつけば最初の目的地・兵庫陶芸美術館に到着。ここは『ひょうごフィールドパビリオン』に指定された場所で、『テクテクライフ』のチェックポイントにもなっているそうな。

なんか不思議なアートがある。癒やされますなあ。

兵庫陶芸美術館の入口にチェックインのポイント発見。ただ近くに行くだけでなく、その場所に書かれているチェックインコードを『テクテクライフ』で入力しないとチェックインできないので注意が必要。

なんかドラクエの裏話ないですか?

麻野一哉さん「うーん、うーん、あるかなぁ、ドラクエの……。うーん、うーん」

兵庫陶芸美術館のすぐ近くにある陶の郷もチェックポイントになっているので立ち寄った。

こんな大自然あふれる場所に、陶芸を知る施設が複数あるのはステキである。

なんかドラクエの裏話ないですか?

麻野一哉さん「うーん、うーん、あるかなぁ、ドラクエの……。うーん、うーん」

その場で陶芸が作れるらしいが、今回は時間がないので諦め、次のチェックポイントへと向かう。

うぅ……、良い場所すぎるからずっとここに居たかったぜ……。あとドラクエの裏話はよ。

珍しい窯! 丹波焼最古の登窯

この近くに「丹波焼最古の登窯」と呼ばれている窯がチェックポイントになってるらしいので、そこにも行ってみることにした。

坂道が厳しい! しかし『テクテクライフ』は歩いて地図を塗りつぶすゲーム。歩いてナンボ! そう言い聞かせて歩く、歩く、歩く。

なんかドラクエの裏話ないですか?

麻野一哉さん「うーん、うーん、あるかなぁ、ドラクエの……。うーん、うーん」

酒造がチェックポイント! 西山酒造場

クルマをブーンと走らせて次にやってきたのは、西山酒造場。そう、酒造が『ひょうごフィールドパビリオン』に指定されているので、『テクテクライフ』でもチェックポイントになったみたい。

ここではお酒を買えるだけでなく、その場で飲める! ウホッ♪ 酒飲んで酔っ払えばドラクエの開発秘話が聞けそう。

なんかドラクエの裏話ないですか?

麻野一哉さん「うまいなぁ酒、うーん、うーん、あるかなぁ、ドラクエの……。うーん、うーん、うまいなぁ酒」

パーキングエリアに立ち寄る

丹波方面のチェックポイントのラストは石像寺。ぶっちゃけ疲れ切っていたので、じっくり見られなかったが、やはり大自然のなかにポツリとある名所なので、次回はゆっくりしたい。

途中でパーキングエリアに立ち寄る。コロッケが名物らしい。ということで、コロッケを買う麻野一哉さん。

あとドラクエの裏話はよ。

尼崎に戻る!!

そして夜、無事に宿泊地の尼崎に到着。一杯飲んでから解散することに。

よし、酒造のときよりもベロベロに酔わせてドラクエの裏話を聞くしかない。

なんかドラクエの裏話ないですか?

麻野一哉さん「うーん、うーん、あるかなぁ、ドラクエの……。うーん、うーん」

……よし、やるか、アレを!

麻野一哉さん「……よし、やるか、アレを! あの人を呼んで!! でも、うーん、うーん」

ええっ!? 何を……!?

よくわからないまま、翌日、麻野一哉さんは兵庫県知事や尼崎市長たちと『テクテクライフ』コラボ式典に参加したのだった。

ところで、何をするの!?

なんだアレって……。

麻野一哉さんはアレをしようと計画中らしい。

そして、田村寛人さんは「今年夏か秋、テクテクライフのファンミーティングを兵庫でやりたい」とも言っていた。

もしかすると、ドラクエの裏話もそこで……!?






※ゲーム画像は『テクテクライフ』より引用

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

  1. HOME
  2. ゲーム
  3. ドラクエ開発者・麻野一哉さんにつきまとってドラクエ裏話を聞きだそうとした結果→ テクテクライフしながら兵庫県へ
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。