【兵庫県西宮市】「本×寄付」で子どもの居場所を支える「たねとしずくライブラリー」オープンデイ開催

たねとしずくライブラリー
兵庫県西宮市にある0歳~10代の子どもたちのためのフリースペース「たねとしずくライブラリー」では、オープンデイを5月25日(日)に実施する。
オープンデイは、「本×寄付」で子どもたちの居場所を応援する新しい仕組みを見学できる日となっている。
子どもたちが安心して過ごせる第3の居場所

2階自習室
2023年夏に開館し、昨年度延べ1,600人の子どもたちが利用した「たねとしずくライブラリー」は、0歳~10代の子どもたちのためのフリースペースだ。水・木・金曜の10:00~20:00に開館しており、未就学児の親子の利用は15:00までとなっている。

1階フリースペースの本棚
開設の背景には、ひとり親家庭への訪問支援から見えてきた子どもたちの体験格差や親子の依存、頼る先がないなどの状況があり、子どもたちが親から離れて安心して過ごせる第3の居場所を開設することは喫緊の課題だった。
支援したい大人の関わり方として、「本×寄付」で子どもたちの居場所を支える仕組みを取り入れている。
子どもたちのための本を置ける本棚
現在49人の「一箱本棚サポーター」が、毎月3,000円以上の継続寄付で一箱本棚を借りている。子どもたちのための本を置くことで、家庭での体験が少ないこどもたちの読書の機会を増やしている。
「一箱本棚サポーター」を務める人は、ライブラリーに自身の本棚を1つもつことができ、子どもたちに読んでほしい本を設置できる。新しい本である必要はない。これまで自身が読んだものや、話題の本、漫画でもクイズでも、CD・DVDなども置くことができる。子ども・若者がライブラリーで読んだり、借りて帰ることができるようにしている。
子どもたちは「一箱本棚サポーター」に会ったことはなくても、その個性的な本棚から多様な大人の存在を感じることができる。
サポーター追加募集&オープンデイ開催
5月12日(月)~6月13日(金)の期間は、「一箱本棚サポーター」を60箱まで追加募集するキャンペーンを実施中だ。
それに伴い、実際の一箱本棚を見て「たねとしずくライブラリー」の様子を質問できるオープンデイを、5月25日(日)11:00~13:00に開催する。時間内は出入り自由だ。
「一箱本棚サポーター」募集キャンペーン期間中に、オープンデイを実施!この機会に、「たねとしずくライブラリー」をチェックしてみては。
■たねとしずくライブラリー
住所:兵庫県西宮市六湛寺町12-5
HP:https://tanetosizuku.com
(江崎貴子)
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