【オフィシャルレポ】NEMOPHILA、原点WildSideTokyoで第二章の幕あけ
WildSideTokyoは、2019年8月22日にmayuセッションとして行われた場所。約5年ぶりに原点ともいえる会場で、NEMOPHILAの第二章の幕があがった。
mayu(Vo)、葉月(Gt)、ハラグチサン(Ba)、むらたたむ(Dr)の4人の歌と演奏は自由に溢れ、アイコンタクトも冴え渡るフォーメーション、ヘビーでグルーヴのある確かな出音、以前よりもバンド感溢れるキレのあるパフォーマンスを魅せてくれた。ギターソロもメンバー全員でアイディア出したというアレンジで、葉月のギターはアグレッシブに攻め煌びやかに舞った。1曲目は「OIRAN」、NEMOPHILAの真骨頂とも言える和を取り入れたナンバー。お立ち台で和を奏でるハラグチサンのベースソロ、ブルータルなリフとヘヴィーリフ、葉月の流麗なソロが唸る。「RISE」「鬼灯」「ZEN」と息する間もないほどに、グイグイと観客を引っ張っていくエネルギーがクラップと歓声を呼び会場を包み込む。中盤の「ALIVE」からmayuがギターを披露するというサプライズ。「YELL~軌跡~」では葉月のソロのニュアンスが今まで以上に凛とした佇まいで、かつメロディアスに響き渡る。mayuが客を煽り盛り上がり加速する。
後半は「雷霆-RAITEI-」「DISSENSION」「REVIVE」とNEMOPHILA鉄板の3曲。低重心のサウンド、白熱するステージパフォーマンス、抜群のリアクションで受け止める観客。よりディープにそしてヘヴィーに、そしてよりカッコ良く自由になっていく、新しいNEMOPHILAを目の当たりにした。
「5年たってまたここで始められて嬉しいです。4人でやっていく覚悟です。あとはもう突っ走るだけ」とmayuの声でライヴは幕を閉じた。
ライヴ後の楽屋で「後ろからメンバーを見ていて今までとは違う安心感があって本当にたのもしく、カッコ良いなーって凄く思います」とたむが言ってた言葉が印象的だ。覚悟と思いっきりの良さ、努力という裏付けがあって今日のステージだった。6月にスタートする対バンツアー、NEMOPHILA覚醒のライヴがどこまでバンドとしての成長の軌跡となるのか、4人での最高がどこまでブーストするのか、1本1本この対バンツアー観たいという衝動に駆られた夜だった。
ライヴ情報
〈ワイサイ爆誕!!15周年おめ&ただいま ~またここから始める第2章~〉
2024年5月28日(火) 東京・WildSideTokyo
〈セットリスト〉
1.OIRAN
2.RISE
3.鬼灯
4.ZEN
5.AMA-TE-RAS
6.Justice
7.STYLE
8.ALIVE
9.YELL~軌跡~
10.Waiting for you
11.OSKR
12.Change the World
13.Hammer Down
14.雷霆-RAITEI-
15.DISSENSION
16.REVIVE
EN1. Seize the Fate
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