「産業能率大学×ロイヤルホールディングス」産学連携で取り組んだノンアルコールカクテル開発に関する対談を実施

「産業能率大学×ロイヤルホールディングス」産学連携で取り組んだノンアルコールカクテル開発に関する対談を実施

産業能率大学 経営学部の漆田隆司ゼミは、ロイヤルホールディングス株式会社 執行役員 イノベーション推進担当の生田直己さんとゼミに参加されているゼミ生、経営学部教授で担当教員の漆田隆司さんを交え、これまでの取り組みを総括した対談や、取り組みで実施した内容の完了報告会を開催しました。

 

産業能率大学とロイヤルホールディングスの産学連携プロジェクトに関する対談・完了報告会が開催!

産業能率大学 経営学部の漆田隆司ゼミでは、2020年度からロイヤルホールディングス株式会社との産学連携プロジェクトを実施しており、2023年度で4年目の開催となります。

2020年度にはアメリカ発のフローズンヨーグルト店「ピンクベリー」のイースター用メニュー開発とプロモーション企画を、2021年度には天丼専門店の「天丼てんや」のスポットメニュー企画を行い、採用されたメニューを直営店舗で実際に販売。

また、2022年度には「ロイヤルホスト」の公式InstagramにおけるSNS販促の提案とプロモーションインターンを行ってきました。

そして2023年度は「ロイヤルガーデンカフェ」のノンアルコールドリンクの開発とインターン販売を実施。

今回プロジェクトの連携対象となったロイヤルガーデンカフェは、“永続的な街のコミュニティ基盤となる店”を目指すロイヤルグループの店舗で、ロイヤルホストの上位ブランドに位置付けられるカフェ&レストランチェーン。

ドラマのロケ地として人気のいちょう並木が有名な神宮外苑の青山店など、全国に6店舗を展開しています。

今回のプロジェクトではゼミ生は4つの班に分かれ、ロイヤルガーデンカフェにこれまでなかった新たな価値を創造すべく、ノンアルコールカクテルの開発やプロモーションプランの企画を実施。

同社担当者らと共に質問会や練ったプランのプレゼンテーション、実際にメニューの開発などを行い、日比谷Q CAFE・タバーン豊洲・飯田橋の3店舗で実際に期間限定メニューとして販売を行いました。

漆田さんは本プロジェクトについて、

「産学連携プロジェクトは私の専門がマーケティングで、4年前にゼミを立ち上げる際に“何か学生と一緒に企業の方と取り組めないか”と思い始まりました。マーケティング手法を学習するだけでなく社長様に実際にプレゼンし、評価や商品化まで各プロセスを学ぶんです。」

と説明。

生田さんは、

「我々にとってこういった交流で提案される、私たちの想像を超えるようなアイデアなどは非常に大切な財産になります。このプロジェクトを通して、皆さんのような地域の方々の成長に役立っていきたい。交流した皆さんのおかげで私たちも共に成長出来ると思いますので、今後も共に連携して我々と一緒に(このプロジェクトを)続けていって欲しいと思います。」

と、本プロジェクトから生まれる相乗効果について述べていました。

 

2023年度「産学連携プロジェクトの完了報告会」を実施

ロイヤルホールディングスの全面協力のもと、商品の企画やプレゼン・開発・販売まで行うという、貴重な経験をしたゼミ生たち。

完了報告会では、今回組まれた4班にそれぞれ分かれ、プロジェクトやインターンシップで得られた学び、さらに実際にメニューを注文した客からのフィードバックなどを報告。

漆田さんも、期間中は時に厳しく指導したことなどを披露しつつも、素晴らしい結果となったことを喜ばれていました。

そして、4班のメニューの中で最も販売数が多く、SNSでの反響が高かった1班を発表。

最も販売・プロモーション成績が良かったのは「マリリンローゼス」を開発したソゲッティング班。

見事1位となったソゲッティング班には、本プロジェクトで学生たちに半年間指導を行ってきた、ロイヤルフードサービス株式会社 営業本部 第6営業部 Sizzler Shakey’s Royal Garden Cafe 専門店営業部の遠藤洋亮部長が賞状を授与。

その後学生たちが製作した、遠藤さんへの感謝の動画が贈られるという一幕も。

なお、1位を獲得したマリリンローゼスはロイヤルガーデンカフェでも非常に人気が高かったそうで、来年正式にメニューとして採用したいと生田さんが発言されていました。

今回飲むことが出来なかった方も、味わうことが出来る可能性があるのでぜひ期待して待ちましょう。

また、最後に生田さんは来年度のテーマについて、

「本当に勇気をもらいました。プレゼンなどで緊張をしたり悔しかったこともあったかもしれないが、それを乗り越えたことが形になっている。これはもの凄い経験になっているんですね。来年はこれ以上のものを皆さんの後輩たちが作れるようなテーマを作っていきたいと思いますので、乞うご期待です。」

と述べ、完了報告会は終了となりました。

実際に企業と連携し、厳しい指摘を受けつつも商品を形にし、実際に販売するまでを担う。これがどれだけ得難い経験となるのか、想像に難くありません。

社会に出る前に、とてつもない経験を得ることが出来る機会を作る産業能率大学の漆田隆司ゼミの本プロジェクト。興味があるという方は、一度同大学のHPなどをチェックしてみてはいかがでしょうか。

産業能率大学:https://www.sanno.ac.jp/
経営学部 漆田隆司ゼミ:https://www.sanno.ac.jp/undergraduate/learning/semi/special/urushida_takashi.html

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