【台湾に行こう】花蓮市で名物グルメ「小籠包に見えない小籠包という名の豚まんっぽい小籠包」を食べよう! 公正包子
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台北から特急列車で約2時間30分で行ける花蓮市には、小籠包と餃子が名物の飲食店『公正包子』(台湾花蓮市中山路199-2号)がある。ここの小籠包は「小籠包に見えない小籠包という名の豚まんっぽい小籠包」なので、グルメ体験として実に希少だし貴重。
小籠包と餃子を大量にテイクアウトする人が多い!!
店舗に行ってみると、ひっきりなしに客が訪れているのがわかる。店舗横にあるテラス的な席で食べている人も多いが、小籠包と餃子を大量にテイクアウトしている人はもっと多くいた。
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紙に食べたい料理の個数を描いてオーダー
この店は、メニューが書かれた紙に個数を描いて店員に渡してオーダーする形式で前払い。お茶や投入などの飲み物もあるが、アルコールはないのでコンビニで買った缶ビールを持ち込んでも良いらしい。
まとめてドサッとぶちこまれた感
今回は名物になっている小籠包1個(5台湾ドル / 約25円)と蒸し餃子10個(35台湾ドル / 約170円)をオーダー。出来あがったらカウンターに呼び出されるので受け取る。紙皿に小籠包と蒸し餃子が一緒に盛られていた。
いい、いいぞ! なんかこう、紙皿に、まとめてドサッとぶちこまれた感、整ってはいないが、むしろウマそうに見える!
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生地内部の表面が肉汁を吸っている感じ! 良き!!
ここの小籠包、確かに、小籠包に見えない小籠包という名の豚まんっぽい小籠包。いうならば、一口サイズの豚まん。しかし豚まんではなく小籠包なのだ。
さっそく食べてみると、世間一般の小籠包のように「激アツ肉汁ドバァアアアーッ!」という状態ではなかった。内部から濃い肉汁がジワッとあふれて、一気に満足度を高めてくれる仕上がり。あくまで「ジワッ」なので液体の溢れる感じはない。生地が厚くてフカフカなので、生地内部の表面が肉汁を吸っている感じ。なので、生地から肉の旨味が感じられてウマイ!!
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小籠包と蒸し餃子を食べつつビール飲みたい
蒸し餃子は限りなくトゥルントゥルンな質感の皮が心地よくて、そもそも生地から程よく感じる甘味も良い感じ。そして食べると肉の存在感ありまくり。肉量自体は少ない印象だが、小籠包の肉と同様に濃いので満足度高い。そうか、量じゃない。質なのか。いいぞ! これはハマるなあ。
満腹にならない量なのもイイ。友だちや家族とシェアしてもいいかも。ここで小籠包と蒸し餃子を食べつつビールを飲んで、歩きながら近くの東大門夜市に行くと、……それって最高じゃん!?
<花蓮市への行き方>
台北駅から乗り換えなしで行ける特急列車が1日に複数回あります。台北駅から花蓮駅まで約2時間30分で行くことができ、花蓮だけで食べられる駅弁も人気です。日帰りも可能ですが、可能ならば宿泊し、海岸沿いの東大門夜市に行けば楽しいはず。温泉も人気です。
台湾グルメといえば小籠包だけど、小籠包は小籠包でも地域性があって、花蓮市で現地人に愛されている『公正包子』は一口サイズの豚まん的な小籠包。皮が激厚! 食べるとキュンキュン強くて自己主張が強い肉汁。たまらん! うまい! 台湾の田舎グルメ奥深いなあ! pic.twitter.com/C71DkSroQE— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) April 15, 2024
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)
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