実際の殺人事件を題材にした劇「生きる」公演 元おニャン子クラブ新田恵利らが出演

実際の殺人事件を題材にした劇「生きる」公演 元おニャン子クラブ新田恵利らが出演
多彩な出演者たちの顔ぶれ。

介護生活で仕事も金も失った息子が、生活苦から、認知症の母親と親子心中を図った京都伏見介護殺人事件を基にした劇「生きる」(劇団ZANGE)の第22回公演が、東京・日暮里サニーホールで2月3日に上演される。昼夜の二公演。2014年9月の初演から10年目となる。

原案・主演・プロデューサーのブッチー武者は、「長生きできるということは喜ばしいことなのですが、そのリスクとして認知症が増えている現実。それに伴う介護は更に社会問題として大きくなっています。この舞台『生きる』を観ていただいて他人事ではないということを感じてもらい今後の人生に役立って貰えればと切に願います」と話す。

淑徳大学総合福祉学部客員教授の新田恵利(元おニャン子クラブ)が、「生きる」特別サポーターとして上演前挨拶のみ出演する。

浜田光夫の特別出演。脚本・演出は山口弘和(コント山口君と竹田君)。出演は、竹田高利(コント山口君と竹田君)、俵山栄子、益田凡児、浦田昌和、松井天斗、荻原紀、伊勢浩二(BOOMER)、影山晃子、金子宏貴、設楽由美子、浪江路子、七瀬美菜、花崎ちづ、星野光代、岬千泰。

前回の公演には、ブル中野、前々回は、元仮面女子雪乃しほりが出演する等、毎回出演者や演出がマイナーチェンジしていく部分もあり、複数回観ても新鮮で、リピーター観客も多い。

1980年代、フジテレビ「オレたちひょうきん族」の「ひょうきん懺悔室」で、懺悔の神様を演じたブッチー武者とフジテレビ「夕焼けニャンニャン」の「おニャン子クラブ」会員番号4番の新田恵利が40年近く経って、このようなコラボをするとは誰か想像できただろう。

一方、「懺悔の神様」は、歌舞伎町で健在だ。武者が歌舞伎町で営む女無BAR(メンバー)のイベントに降臨する。先月は、元祖ヤングケアラーで、元日本テレビアナウンサーの町亞聖氏の講演会イベント内の懺悔コーナーでは、本作、脚本・演出は山口弘和(コント山口君と竹田君)が、懺悔していた。

日活の黄金期を支えたスーパースター浜田光夫が、特別出演して、要の役を演じている。ブッチー武者が感銘を受けて、本作制作に取り組むきっかけになった部分のようだ。一日二公演だけでは、観たいけど観られないという人のために、今後も各地で上演予定。(文@霜月潤一朗)

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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。

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