神戸市外大がSDGsデジタルブックレット公開。学生・教員の取り組みの現状と課題を紹介

神戸市外大がSDGsデジタルブックレット公開。学生・教員の取り組みの現状と課題を紹介


神戸市外国語大学(以下、神戸市外大)は、学生個人、SDGsに関連した学生団体、ゼミ、教員がそれぞれに日々実施している様々な探求や取り組みの現状と課題を共有し、この取り組みのさらなる活性化を目指すため、1冊のデジタルブックレットを作成し、ホームページに公開した。

デジタルブックレット公開の経緯

神戸市外大では、SDGsの推進と達成に向けて意識を高める期間として、「SDGs月間」(2023年9月15日~10月27日)と銘打ち、様々なイベントを実施した。

そのイベントの1つとして、学生、教職員からSDGsに関するオリジナルの写真を募集して、その写真に関する詳細な説明、諸背景を説明し、お互いに意見交換をする機会を設けた。

このイベントに対する参加者の熱量が非常に高く、学内だけでなく多くの人に知ってもらう方法として、1冊のデジタルブックレットという形でまとめ、ホームページで公開することとなった。

執筆者と一部目次を紹介

学生個人として執筆したのは、アジア、中東、アフリカ、中南米の社会を対象として政治・経済・文化の諸問題を統合的・学際的に探求している、国際関係学科 大石高志教授のゼミ生4名。タイトルは「パーム油の生産現場をボルネオのアブラヤシ農園に訪ねる」「インドネシアの首都移転と環境問題」などだ。

また、総合文化グループ 岡本義裕准教授のゼミによる「カンボジアの教員志望学生やその指導教官との交流を通して、教育の更なる発展を支援する」も収録している。

SDGsに関連した学生団体としては、3団体が参加。発展途上地域や被災地で海外住居建築ボランティアを主に活動する「神戸外大Habitat」、フェアトレードの認知拡大を目的に活動する「フェアトレードサークルMANA」、ブルキナファソ産のシアバターを使用したハンドクリームを販売しソーシャルビジネスを通して持続可能な支援に取り組む「FutureCode学生部BYCS」だ。

そのほか、総合文化グループ 林範彦教授の「『不黙』の秋」、国際関係学科 大石高志教授の「インドの粘板岩(スレート)加工業:児童労働を含む労働者環境の課題を焦点にして」、国際関係学科 Rajeev Kumar Singh准教授の「Waste as Resource: The Kandy Model for Plastic Recycling」も収録されている。

神戸市外大の学生・教員が作成したSDGsデジタルブックレットを読んでみては。

ブックレット公開ウェブページ:https://www.kobe-cufs.ac.jp/news/2023/22784.html

(Higuchi)

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