【宮城県南三陸町】防災ワークショップ開催。災害時の避難シミュレーションや防災グッズを紹介

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【宮城県南三陸町】防災ワークショップ開催。災害時の避難シミュレーションや防災グッズを紹介


東日本大震災の発生日を2日後に控える3月9日(土)に、南三陸町の震災伝承施設「南三陸311メモリアル」は、東日本大震災を経験した地をフィールドにして、防災ワークショップを開催する。

防災や減災の大切さを身近に感じてもらいたい


令和6年能登半島地震により、防災への不安を抱えながら生活している人が増えてきている今、東日本大震災を経験した南三陸町の震災伝承施設「南三陸311メモリアル」として出来ることは何かを考え、今回、町内出身の元自衛隊芸人トッカグンをゲストに迎え、防災ワークショップを開催する運びとなった。

今回の体験型の防災ワークショップを通して、防災や減災の大切さを身近に感じてもらいたいという。

すぐに実践できる防災”がテーマ


ワークショップでは、“すぐに実践できる防災”をテーマに、周囲の人との対話で災害時の対応を考える「南三陸311メモリアル」のラーニングプログラムや災害時の避難シミュレーション、元自衛官が選ぶ防災グッズの紹介などを行う。

開催日時は、3月9日(土)14:00~16:00(会場受付:13:45〜)。場所は、南三陸町震災伝承施設「南三陸311メモリアル」及び実際の指定避難所になっている南三陸高校までのフィールドだ。

参加費は、大人3,000円、小中高校生2,000円。参加費の一部を「令和6年能登半島地震災害義援金」に寄付する。申し込みは、専用フォームにて受付中だ。

プログラムをチェック

ラーニングプログラムでは、南三陸で東日本大震災を経験した住民の証言映像をみてもらい「もし自分がそこにいたら、どう考えどのような行動をするか」をまわりの人と対話しながら考えていく。

避難経路の確認では、災害発生時の指定避難所である南三陸高校まで歩き、実際の避難経路を確認していく。


さらに今回、自衛隊芸人兼Youtuberトッカグンが、防災グッズのアイテム紹介および使い方をレクチャーする。


元自衛隊芸人トッカグン(小野寺耕平さん)は、“(前略)まもなく震災から13年。被災地だからこそ私達は防災について伝えていく使命があり、今回このように直接皆さんにお伝えする機会を頂きました。多くの方にこのイベントに来て・見て・考えてほしい!防災について『知る』だけではなく『行動する』に変えていきましょう!!”とコメントしている。

南三陸町民だからこそ伝えられる工夫や知恵

「南三陸311メモリアル」では、特別展示「あの日 あの時の 工夫と知恵」として、避難所や仮設住宅での避難生活の中で、多様なトラブルや困り事に次々と行き当たる度にさまざまな工夫や知恵をひねり出して乗り越えた事例の数々を展示し、情報発信することで少しでも能登半島地震での被災地の役に立ちたいと考えている。

東日本大震災を経験した南三陸町民だからこそ伝えられる工夫や知恵を紹介する。会期は、1月31日(水)~4月1日(月)。詳しくは「南三陸311メモリアル」公式サイトにて確認を。

■南三陸311メモリアル
所在地:宮城県本吉郡南三陸町志津川五日町200番地1
URL:https://m311m.jp/

申し込み:https://forms.gle/vKBAvBnzdMsTDb2C7

(江崎貴子)

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