【宮城県】気仙沼市民に愛された銘菓「さんまパイ」が、5年ぶりにリバイバルして登場
宮城県の土産菓子「はまぐりもなかくっきー」を製造販売するコヤマ菓子店は、12月8日(金)、昭和の頃から気仙沼市民に愛された土産菓子「さんまパイ」をリバイバルして、道の駅大谷海岸、道の駅三滝堂、道の駅上品の里で販売する。
土産品として親しまれてきた「さんまパイ」が復活
元祖「さんまパイ」は、コヤマ菓子店の現社長の父で4代目の故・小山隆市氏も中心メンバーだった、気仙沼菓子組合有志による「気仙沼銘菓会」が昭和60年代に開発。気仙沼を代表するサンマを使い、港町の土産品として親しまれてきた。しかし、売上不振のとともに販売店が年々減少し、2018年に販売を終了した。
そんな「さんまパイ」が、今回リバイバルして販売されることになった。
新商品の企画を練る中で市民から聞かれたのは「仕送りの中に入っていた」「神棚、仏壇に供えていた」など「さんまパイ」にまつわる思い出。改めて市民に愛されていた菓子だったことがわかり、気仙沼菓子組合の承諾を得た上で、製法も形も全て変え、独自の復活に乗り出したという。
素材、製法にこだわった一品
新たな「さんまパイ」は素材、製法にこだわって作られている。風味を強くするために発酵バター100%のパイ生地を使用。バターをたっぷり使ったガレットブルトンヌを層状に重ねて、食べ応えのある食感に焼き上げられている。
白砂糖の代わりにきび糖を使い上品でやさしい甘さになっているため、甘さが後をひかない。さらに、気仙沼市内の水産加工業者が作ったサンマ節を粉末にしてふりかけて焼成することで、絶妙な旨みも加わっている。
保存料、着色料などは不使用。子どもも安心して食べることができる。
かわいいパッケージに込められた想い
道端でトラックの荷台から落ちた大ぶりなサンマを咥えたネコのイラストが描かれたパッケージにも注目してみて。
サンマの大漁に沸いた昔の気仙沼をイメージしたもので、同商品が東北を代表する銘菓に成長することで、サンマの水揚げに賑わった頃の活気を取り戻したいという願いが込められている。
コヤマ菓子店5代目小山裕隆氏は「先代が抱いた思いを引き継ぎ、宮城東北を代表する菓子として発信していきたい。素材にこだわった新しいさんまパイの美味しさを味わっていただきたい」と話す。
「さんまパイ」の価格は、6個入が1,814円(税込)、
12個入が3,218円(税込)だ。
自分用にもお土産にもぴったり。気仙沼への想いが込められた「さんまパイ」をチェックしてみて。
さんまパイ公式HP:https://sanmapie-kesennuma.jp/
コヤマ菓子店公式HP:https://koyama-kashi.jp/
(ソルトピーチ)
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