米国消費者製品安全委員会が火災動画を公開して注意喚起「自分の家ではなく鳥を調理しましょう」

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米国消費者製品安全委員会が火災動画をX(旧Twitter)で公開して「自分の家ではなくターキーを調理しましょう」と注意喚起している。

ターキーを食べてお祝い→ 事故る

アメリカの文化として毎年11月の第4木曜場日は感謝祭(サンクスギビング)があり、その日はターキー(七面鳥)を食べてお祝いをする。どうやら、ターキーの調理法を誤り、火災になるケースが多発しているようなのだ。

<米国消費者製品安全委員会のXツイート / 要約>

「自分の家ではなく、七面鳥を調理しましょう」

「火事を回避する方法についての具体的な指示を求めている人たちへ。この動画は政府が火事のケースを模して作ったものであり、間違った調理法により火災になる一例です。ターキーは巨大なだけでなく凍っています。揚げ油が多すぎるし熱すぎます。さらに、フライヤーが家の中にあったり、家に近すぎる場所に設置してあります。そんな状況下で調理しないでください。フライヤーの取り扱い説明書をしっかりお読んで調理してください。揚げ油を一切使わずに作りたい場合は、赤外線で焼けるターキーフライヤーがあります。何を使用するにせよ、調理中は決して目を離さないでください。家庭火災の最大の原因は、目を離して放置した調理によるものです」


米国消費者製品安全委員会「いらっしゃいませ」

この注意喚起はアメリカのみならず、ヨーロッパや日本でも拡散。それにより米国消費者製品安全委員会は「多くの人が、ソーシャルメディア上で米国消費者製品安全委員会の存在を初めて知りました。いらっしゃいませ」とツイートしている。

仲間の命を守ることを第一に考えて

ターキーに限らず、揚げ物を作る際は特に注意が必要だ。たとえばフライドポテトやとんかつ、唐揚げなどのポピュラーな揚げ物でも、油の温度や量によっては、調理中に溢れたり、火災が発生するなどの危険がある。もちろん、ヤケドの危険や、命の危険まである。

家で揚げ物をする行為は楽しいものだが、自分と家族、仲間の命を守ることを第一に考えて、正しい調理法で作りたいものである。


※記事画像は米国消費者製品安全委員会Xツイートより

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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