『Windows7』長蛇の列レポート！ どこの店も行列！ 行列！ 行列！

ついに発売されたオペレーティングシステム『Windows7』（開発・販売： マイクロソフト）。秋葉原には深夜だというのに多くの人たちが詰めかけ、発売の4～5時間前から行列を作るなどして発売開始の24:00を待っていた。

すでに『Windows7発売直前の秋葉原！ 深夜に長蛇の列が発生』という記事でもお伝えしているように、発売時に混乱が発生しないように前もって会計を済ませるシステムを導入している店が多かった。20～21時ごろに会計のための行列が発生し、会計を済ませた客たちは引換券となるレシートを受け取って秋葉原の町に分散。24:00が近くなるにつれて受け取るために新たな行列が発生していた。

また、この日は『Windows7』に便乗したさまざまなイベントや商売が繰り広げられた。たとえばある店舗では店頭でオークションイベントを開催し、深夜だというのに多くの人たちがオークションに参加していた。

便乗という意味では、飲食店も通常より遅くまで営業し、『Windows7』の購入者たちが詰めかけて大盛況となっていた。秋葉原でいちばん長い行列ができたソフマップの店舗前にあるドンブリ専門店『すた丼』は、ひっきりなしに客が訪れ大盛況。ドンキホーテの1階にあるクレープ屋も人気だった。

おもしろグッズの販売で有名な『あきばお～』では6号店のみが『Windows7』を販売。「終電ないから帰れない！」、「こんな深夜におまいらヒマだな！」などのユニークな『あきばお～』らしい『Windows7』の案内ポスターが店頭に張られており、見る者を楽しませていた。

なんと、『Windows7』のシールを秋葉原の人たちに貼りまくるコンパニオンも出現。水を含ませて手や頬に貼り付けると、『Windows7』のロゴマークが肌にくっきり浮かび出るのだ。けっこう多くの人たちが『Windows7』シールを貼られてしまったようで、秋葉原で貼られた人たちを多く見かけた。記者が「マイクロソフトのプロモーション？」と質問すると「私もよくわからないんですぅ～♪」と返答。いったい誰の仕業!?

『Windows7』はビット数において32ビットと64ビットの2バージョンあるが、早々に64ビットバージョンが完売してしまった店があるようで、『あきばお～』では24:00を前にして予約販売の時点で64ビットバージョンの一部が売り切れていた。

各店舗、独自にガードマンを臨時で雇い、道路で事故が起きないようにかなり細心の注意をはらっていた。なかにはコンパニオンに『Windows7』シールを顔に貼られたガードマンもおり、「ガードマンまでWindowsかよ！」と突っ込みを入れる客がいた。そんなガードマンと一緒に記念写真を撮る人もいて、ガードマンが注目を浴びるという事態に。

しかし、思ったよりテレビ局の取材は少なく、ガジェット通信の記者が見かけたテレビ局はフジテレビのみだった。テレビ媒体はあまり『Windows7』に興味がないのだろうか？　

ガジェット通信は、行列に並んでいる人たちが何をしているのかチェックしてみた。すると、多くの人たちがニンテンドーDSやPSPで遊んでいることがわかった。ニンテンドーDSでは『ドラゴンクエスト ～星空の守り人～』や『ラブプラス』で遊んでいる人がいたものの、特に目立ったのは『真女神転生　ストレンジジャーニー』で遊んでいる人たちだ。もしかしてブームになりつつある？

10月22日に発売された『Windows7』だが、この最新のOSに対して購入者たちはどのような評価をするのか？『Windows VISTA』を基本としてパフォーマンスの向上を実現した『Windows7』。はたして使いやすいのかどうか、ガジェット通信も実際にインストールしてレビューをしていきたいと思う。

※アップで掲載している方は撮影許可をいただいております。

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