ジャニーズ事務所会見で当時者の会から不満続出 「本当のキーマン」白波瀬氏はなぜ出席しないのか

ジャニーズ事務所会見で当時者の会から不満続出 「本当のキーマン」白波瀬氏はなぜ出席しないのか
当事者の会代表平本氏(右)らは白波瀬氏の責任を問うた。

故・ジャニー喜多川氏による性加害問題に関する会見をジャニーズ事務所が行った。代表取締役社長・藤島ジュリー景子氏、新社長の東山紀之、ジャニーズ事務所の子会社の株式会社ジャニーズアイランドの代表取締役の井ノ原 快彦が登壇。

三人とも眼鏡をかけての登壇で、「全員眼鏡」がトレンド入り。 ジャニー氏の性加害を事実と正式に認定し、謝罪。藤島氏は社長を辞任して、被害者救済補償担当の取締役として留任。 登記簿には代表取締役として、藤島氏の他に、 副社長の白波瀬傑氏の名前が記載されていたが、白波瀬氏は、引責辞任が発表された。

ジャニー喜多川氏の性加害を事実と正式に認定し、謝罪。藤島氏は社長を辞任。新社長にはタレント東山紀之が就任。年内でタレント活動にピリオドを打ち、社長業に専念するという。 性加害に関しては「噂にはきいた。当時のことは覚えていない。」等とお茶を濁した。

「オレの ソーセージを咥えろ!」とジャニーズジュニアに迫ったという暴露本掲載エピソードなどを 交えた厳しい質問が記者から殺到した。

一方で、ジャニー喜多川氏の被害者の『ジャニーズ性加害問題当事者の会』が、日本記者クラブで会見を行った。代表の平本淳也氏、副代表の石丸志門氏等の八人が登壇した。

ハヤシ氏は「謝罪の言葉はありがたく思います。東山氏は すべてを言えない状況。何の解決にもならない。いまだに噂でしか聞いたことなかったといのはおかしい」。

長渡康ニ氏は、 「救済と対話をしていただける。対話をしてから始まり」

大島幸広氏 「認めていただき、謝罪をして頂いたと思います。100のうち10くらいは楽になっていたと 思います。しっかりと対話していきたい」

中村一也氏 「夢のような感じです。ただ、この場に おいても隠蔽する東山氏は残念。 行動すれば見えなかった景色が見える。 自分は最初泣き寝入りしていたので、 被害に遭われている方は 声をあげてほしい」

志賀泰伸氏は、 「藤島氏が会見に出て 白波瀬氏が出てこない。納得できない。 少年隊のバックダンサーを私たちはしてきた。 東山氏は、自身の保身に走っているようにしか 聞こえない。具体策が見えない。 タレントで経営者ではない。経営者視線、 スキルを身につけるには年月がかかる。 ジャニーズに忖度し、続けるのはテレビも共犯者」

イズミ氏は 「認めてもらいよかった。被害に遭った翌朝、東山氏がニヤッとしたことがあった」

服部吉次氏は 「綿密に作戦を練って進行。お芝居は 破綻。白波瀬くんを隠した。 白波瀬くんは芝居ができないから」

石丸志門氏は 「稚拙で準備不足。事実認定、謝罪、救済の 三点セットが認められたことは、喜ばしい。 ウワサでは聞いていたというニュアンスは 同世代で活動していた我々には違和感。 実務経験ないタレントがトップに立つのは 問題。井ノ原さん等タレントにタレント以外のことをさせるのはガバナンス機能していない。 国もジャニーズ問題と向き合って頂きたい」

平本淳也氏は 「白波瀬氏。今回どころか、ずっとお見えになっていない。喜多川氏の片腕で『ミスタージャニーズ』。責任をとって辞めた。何の責任をとって辞めたのか?三者(東山氏、藤島氏、井ノ原氏)が知らなかったでは済まない。 劇場型ですね。さすが俳優さん? 被害者救済には期待感はあります。

被害者の声を取り入れて救済案を出して欲しい。被害者の気持ちを汲まずして 救済はできません。 11日には日弁連に人権救済申立してきます。 被害者救済補償担当として藤島さんが 残ったのは良かったです。役員辞任、株式譲渡など、色々と解体にはあるでしょうけれども、 救済補償に結びつかないなら何もしないでほしい。話し合いをしたいので、東山さんに今は攻撃的な姿勢をとるつもりではありません」 と話した。

体調不良のために、出席しないと思われていた 藤島氏は出席し、当事者の会が求めた三点セット「事実認定、謝罪、被害者救済」が発表されたのは、良かったものの、実際、どのように 救済をジャニーズ事務所が進めるかは 不透明だ。 (文@霜月潤一朗)

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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。

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