誘拐された“いじめっ子”を見殺しにするか否か ブルータル・リベンジホラー『PIGGY ピギー』9月公開

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『PIGGY ピギー』ポスター

いじめに遭っている主人公が究極の選択を迫られるスペイン発のブルータル・リベンジホラー『PIGGY ピギー』が9月22日より日本公開されることが決定した。併せて、ポスターと予告編が解禁された。

スペインの田舎町。ティーンエイジャーのサラは、クラスメイトからの執拗ないじめを受けており、両親や弟からも理解されず、ヘッドホンに頭をうずめて自分の気持ちを閉じ込める日々を送っている。 ある日、ひとりで地元のプールへと出かけたサラは、怪しげな謎の男と3人のクラスメイトと鉢合わせ、再びいじめの標的にされてしまう。しかしその帰り道、血まみれになった3人のいじめっ子たちが、謎の男の車に拉致され、連れ去られる場面に遭遇する――。警察や親たちに真実を打ち明けて捜査に協力するべきか、あるいは沈黙を貫いて自分を守るべきか、サラは究極の決断を迫られる。

『PIGGY ピギー』場面写真

本作が初長編となるカルロタ・ペレダ監督はテレビ業界でキャリアを積んだ実力派。自身の短編「Cerdita」を基に本作を作り上げた。ペレダ監督は子を持つ母親であり、「いじめの問題は私の中で常に伝えたいテーマだった」と語る。

サラを演じるのは、主に舞台で経験を積み、テリー・ギリアム監督『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』(18)で長編初出演を果たしたラウラ・ガラン。
本作でスペインのアカデミー賞と呼ばれるゴヤ賞で最優秀新人女優賞を受賞。サラの母親役をカルメン・マチが演じる。

『PIGGY ピギー』
9月22日(金)、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、新宿武蔵野館 他 全国ロードショー

監督・脚本:カルロタ・ペレダ
出演:ラウラ・ガラン、カルメン・マチ、リチャード・ホームズ、ピラール・カストロ 他
配給:シノニム、エクストリーム
2022 年/スペイン/スペイン語/99 分/カラー/PG12

『PIGGY ピギー』場面写真

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レイナス

おもにホラー通信(horror2.jp)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

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