東芝テック、近傍のRFタグを安定して読み取るRFID薄型アンテナ販売へ

東芝テック株式会社(以下、東芝テック)は小売業、製造業、物流業などさまざまな現場におけるRFID(*1)技術の導入を加速するため、RFID薄型アンテナ「UF-2110-ASC-S」「UF-2110-AS-S」を2023年6月26日に発売します。

*1 RFID(Radio Frequency IDentification)とは、情報を記録する小型のICチップとアンテナを搭載した「RFタグ」と、電波・電磁波を用いてRFタグ内のデータの読み取り・書き込みを行う「リーダ・ライタ」、その情報管理を行う「システム」から構成された自動認識技術の総称

安定した読み取り性能を実現

東芝テックは、小売業、製造業、物流業向けを中心として、RFIDに関する多くのハードウェアやソフトウェアを開発、販売し、独自の技術やノウハウを培ってきました。

今回、同社が発売するRFIDアンテナ「UF-2110-ASC-S」「UF-2110-AS-S」は、既存のRFIDアンテナ「UF-2110-AM-R」と比較して薄型(*2)で、アンテナを内蔵した読み取り装置の設計において自由度を高め、よりスタイリッシュでコンパクトなデザインを実現します。

レジカウンターの上に配置する際には、読み取る商品の移動距離を短縮し、負担の少ないオペレーションが可能です。また顧客のニーズに応え、近傍のRFタグの読み取りに特化し、安定した読み取り性能を発揮します。

*2 「UF-2110-AM-R」は厚さ25mm(樹脂カバーを含む)、「UF-2110-AS-S」は最薄部1mm

カバーあり・なしの2タイプを用意

東芝テックでは、そのまま据置可能なカバーありタイプの「UF-2110-ASC-S」と、読み取り装置にも内蔵できるカバーなしタイプの「UF-2110-AS-S」を用意しています。

同社はこれからもRFIDをはじめとしたデジタル技術を用いたソリューションを創出し、さまざまな現場におけるDXを推進していく方針です。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000110317.html

(文・Haruka Isobe)

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. 東芝テック、近傍のRFタグを安定して読み取るRFID薄型アンテナ販売へ
Techable

Techable

ウェブサイト: https://techable.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。