ラーメンの麺の湯切りパフォーマンスに不要論! 店主「実は動かずに20秒で湯切りは完了する」

ラーメン屋に行くと、麺を茹でた直後に「ザッ! ザッ! ザッ!」と、ザルに入った麺を勢いよく上下させ、湯切りをしているシーンを目にすることがある。素人ながら「湯切りの技術が一人前になるには何年の修業が必要なんだろう?」と思ったりもする。しかしその湯切り、必要ないのかもしれない。

湯切りについての知識

ラーメン屋の湯切りについての知識を教えてくれているのは、『柴崎亭 つつじヶ丘本店』(東京都調布市西つつじヶ丘3-25-52)の店主さんと、『博多ラーメン でぶちゃん 高田馬場本店』(東京都新宿区高田馬場2-13-6)の店主・甲斐康太さん。

何もしないのが一番の湯切り!?

実は、湯切り、「ザッ! ザッ! ザッ!」とザルを上下させて派手なパフォーマンスをする必要はなく、湯上げしたらそのまま何もしないのが一番の湯切りなのだという。

<柴崎亭店主のTwitterコメント>

「一つだけ、地球には重力があり 水には重量があります。何が言いたいかというと麺の湯切りは、湯から麺を持ち上げたら何もしないのが1番の湯切りになります。音もなく派手さもなくパフォーマンスとしては寂しいですが、科学的にはそれが一番です」

<甲斐康太さんのTwitterコメント>

「そう。動かずに20秒 表面張力分の水分を慣性の法則で飛ばすやり方が一般的ではあるが実は動かずに20秒で湯切りは完了する」

何もせずに動かすことなく20秒で完了

なんと、湯切り、20秒間、何もせずに動かすことなく完了するという。もちろん、それぞれのラーメン屋さんに「湯切りのこだわり」があると思われる。上下に激しく動かして湯切りをする意味がある! というラーメン屋さんもいるかもしれない。

パフォーマンスとしては「すごいなあ」

しかし「動かずに20秒で湯切りは完了する」というラーメン屋さんが存在するのも事実。パフォーマンスとしては「すごいなあ」と思いつつ見てしまう湯切りの動作だが、皆さんは、「動かす湯切り」と「動かさない湯切り」、どっちの湯切りが好き?



※記事イメージ画像はフリー素材サイト『ぱくたそ』より

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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