WEB3.0技術を活用!Final Aimら、冬の長野県白馬村の写真47点をNFT化

株式会社Final Aimは、株式会社新東通信の社内プロジェクトチームと、一般社団法人 白馬村観光局と共同で、WEB3.0技術を活用した実証実験「Non-Fungible HAKUBA(NFH)」を長野県白馬村で実施しました。

株式会社Final AimのWEB3.0プラットフォームである「Final Chain」を活用して、冬の白馬村の景色の写真47点をNFT化し、特設サイト上で公開しています。

「Non-Fungible HAKUBA」概要

長野県北部の北アルプス山麓に位置し、雄大な山々に囲まれた白馬村は、気候危機の影響で深刻な雪不足に直面しています。この白馬村の美しい自然を改ざん不可能(Non-fungible)な記録として残すという意味を込めて、本実験は行われました。

実験では、今シーズンの冬の白馬村の写真を募集し、その写真に紐づく撮影情報(時刻・位置など)をブロックチェーンに記録し、特設サイト上で公開。写真投稿者には、証明書としてNFT(Non-fungible Token)が発行されています。

NFT情報が刻印された3Dプリントオブジェ

また、NFT化された各写真情報をもとに生成された3Dマップデータから、3Dプリントオブジェの制作も行われました。

表面には、写真撮影された位置情報をもとに白馬村の地形が再現され、裏面には投稿画像のNFT情報が刻印されています。

今後の活用について

株式会社新東通信と白馬村観光局は、村内・村外の事業者と共に、サーキュラーエコノミーをテーマとしたカンファレンス「GREEN WORK HAKUBA」をはじめ、さまざまな活動に取り組んできました。

「GREEN WORK HAKUBA」の一環として、WEB3.0技術を地域活性化に有効活用する方法を探るため、本実験は行われました。

2023年9月6日から8日に開催予定の「GREEN WORK HAKUBA vol.5」においては、参加者に向けて発行するデジタル参加証にNFTを活用することが検討されているそうです。

参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000070012.html

「Non-Fungible HAKUBA」公式サイト:https://nf-hakuba.com/

(文・Sada Yuka)

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. WEB3.0技術を活用!Final Aimら、冬の長野県白馬村の写真47点をNFT化
Techable

Techable

ウェブサイト: https://techable.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

記事ランキング