ひろゆきさん「ChatGPTを子供が使うデメリットを具体的に提示出来ないのに禁止しようとする」「根拠無く子供に制限を加えようとする暴論」

AIがあらゆるデータから答えを導き出し、人間が求めた情報を与えてくれるシステム「ChatGPT」。無料版と有料版があるが、どちらもまだ発展途上ではあるものの、可能性を秘めた優れたシステムであり、高い評価を得ている。

ChatGPTは12歳未満禁止にすべきか?

そんなChatGPTに関する配信番組が公開され、注目を集めている。番組のテーマは「ChatGPTは12歳未満禁止にすべきか?」で、インターネット掲示板『2ちゃんねる』創設者の西村博之さん(ひろゆきさん)、スーパーママとして知られている佐藤ママこと佐藤亮子さん、脳科学者の茂木健一郎さんらが出演した。

<ひろゆきさんのTwitterコメント>

「ChatGPTを子供が使うデメリットを具体的に提示出来ないのに禁止しようとする。12歳という年齢を選んだ理由も無し。新技術を調べもせずに「わからないから不安。だから禁止」 根拠無く子供に制限を加えようとする暴論を批判せずに受け入れる社会に未来は無いかなぁ、、と」

ChatGPT禁止により「不幸な人が増える」

「ChatGPTは12歳未満禁止にすべきか?」という問いに対し、佐藤亮子さんはChatGPT禁止を推しつつ「子どもの中身をじっくり育てるべき」という考えを示した。茂木健一郎さんは「ChatGPTは未来への脳ジム」、ひろゆきさんはChatGPT禁止により「不幸な人が増える」という考えを示した。

<佐藤亮子さんの動画内コメントの一部>

「小学校2年生の子に、たとえば「犬っていう題で詩を書いてね」ってするじゃないですか。そしたらChatGPTもいろんなアレがあるから「小学校2年生レベルで書いてね」って詩が出てくるでしょう。小学校2年生の子に詩を書かせるでしょ。そしたら、その小学校2年生の子はね、たとえば自分の家の犬とか、近所の犬とか、おばあちゃんちの犬とか思い浮かべながら自分の体験で、自分の中の言葉で書くわけですよ。で、その詩が出てくるでしょ。ChatGPTのほうと比べると、多分AIのほうがいい感じだなって思うかもしれないんですよ。たとえば母親として20年後にその詩を見たときね、ChatGPTの詩なんかね、ただのゴミなんですよ。結局ね、人間が書いたものとAIが書いたもの、AIのなかなか素晴らしいけど、子どもを育てるときにはね、12歳まで特に、本人がゼロの場合で自分の体験を生かして言葉を編み出すっていうのはね、それを生み出す言葉はね、切れば赤い血が出るけど、AIの方は血が出ないから。ただもう、壮大なるコピペですから。いろんなところから集めてそれなりに出してるだけなんで。それは結局、親としていらないなって話なんですよ」

<ひろゆきさんの動画内コメントの一部>

「ChatGPTを禁止にする理由がそもそも思いつかなかったんですよね。で、おっしゃった理由が「子供の詩をChatGPTに作られたらわからない」だけだったんですよ。それ「目の前で詩書けや」って書かせればいいわけで、それだけの話で禁止にしてんの? 教育にどう使ったらいいかわからないとおっしゃったんですけど、どう使ったらいいかわからない、ChatGPTが何ができるかわからない、何ができるかわからない人が禁止にすべきって言ってるのって、なんかその時点ですごく便利かもしれないけどそれを調べる気もない、そういう向上心のない人が言うことによって、じゃあそれが正しいと思い込んでしまう人がいるっていうのは、よりアホが増えるから良くないんじゃないかなと思ってるんですよね。すでにChatGPTを使ってる人たちっていっぱいいるんですよ。その人たちが使えなくなって不便になります。その人たち不幸じゃないですか? ChatGPTがいろんな産業で使われるようになりますと。でも、まったくそれに触れてない子供たちと、子供のころからずっと使いこなしてる子供たちがいて、じゃあそこでいきなり使いましょうって言ったときに、自分が得意かどうかというところもズレてくるんですよ。なので、ChatGPTが何ができるのかわからない人が偉そうなこと言ってて、すげえいっぱい喋ってるなと思った」

多くの人たちがChatGPTに魅力を感じている

ChatGPTはまだサービスがスタートしたばかりだ。しかしそれでも多くの人たちがそのシステムに魅力を感じ、可能性も感じている。皆さんはChatGPTに関してどのようにお思いだろうか。


※冒頭画像はフリー素材サイト『写真AC』より

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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