派遣村が日比谷公園から撤退 ~説明を受ける村人たち~
年末年始に派遣会社から雇用契約を打ち切られた人々が集まり、ボランティア団体により保護を受けることができた派遣村。1月5日の本日、日比谷公園に設置されていたテントや受付テーブル、厨房などはすべて撤去され、元派遣社員(いわゆる村民)たちは新たな住居へと移動することになった。
1月5日はデモなどを行うため、村民やマスコミを呼んで説明会が開催された。今後、どのようにして新たな仕事を村民たちに与えていくのか、国がどれだけ国民を守ることができるのか、われわれが国を評価する上で、注目すべき点はこれからにあると思われる。
ただ、この “派遣切り” だが、一概に派遣企業や国の政策のせいだと言い放つのも、乱暴すぎるのではないかと考える。確かに、仕事をいくら探しても見つからない人はいるし、そういう人たちを支えるためにベストを尽くさなくてはならないとは思うが、個人ひとりひとりが意識を変え、自分から突破口を見つける手段をとる必要もあるのではないだろうか。
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