DC 最強!…だけど中身は“コドモ”だから、全てが空回り? 逃げ腰ヒーロー シャザムの“やらかしエピソード”を振り返り
『THE BATMAN−ザ・バットマン−』(22)、『ジョーカー』(19)など数々の大ヒット作を生み出してきたDC 最新作で、実は最強なのに…中身はコドモのヒーローと、神々との闘いを描く最強バトル・アドベンチャー『シャザム!~神々の怒り~』は、3月17日(金)に日米同時公開となります。
DC最強を誇るも、中身はコドモの“逃げ腰ヒーロー”シャザムだが、前作『シャザム!』では、最強パワーを持っているのにやることなすこと全てが空回りし、失敗の連続。最後に敵をやっつけることに成功はしたが、そんなシャザムの“やらかしエピソード”を一挙に振り返ります!
今作でも、まだまだヒーロー初心者なシャザムが、シャレにならない“やらかし”を連発してしまう。主人公シャザムは、古代の魔術師より6 人の神のパワー(S=ソロモンの知恵、H=ヘラクレスの剛力、A=アトラスのスタミナ、Z=ゼウスの万能、A=アキレスの勇気、M=マーキュリーの神速)を授かった最強のヒーロー(大人の姿)だが、その頭脳はコドモなビリー。彼が、魔法の言葉「シャザム!(S.H.A.Z.A.M!)」と唱えると、ドラム缶をデコピンで吹き飛ばすパワー、銃弾を受けてもへっちゃらなボディ、全てを破壊する雷のパワーなど、凄まじい力を持つ超絶マッチョな最強ヒーローへと変身します。
▲『シャザム!』SHAZAM! and all related characters and elements are trademarks of and (C)DC Comics. (C)2019 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
最強パワーを得た直後を描く前作『シャザム!』では、“人の役に立ちたい!”と真っ直ぐな思いを胸に奮闘するも、経験不足のせいか全てが空回り…。[すれ違う通行人の携帯電話を雷パワーで充電してあげようとするが、やりすぎて破壊]、[雷を使った路上パフォーマンスで注目を集めるも、コントロールが効かずバスを破壊し危うく大惨事]…と散々。さらに、悪魔の力を宿すヴィランと対峙した際には、“自分は無敵!”と調子に乗って挑発をしてしまい、強烈な反撃を食らってしまう始末。その後も、マジギレのヴィランを前に「ごめんなさい!」と全力で謝罪をするなど、清々しいほどの“やらかしぶり”を見せています。
▲『シャザム!』SHAZAM! and all related characters and elements are trademarks of and (C)DC Comics. (C)2019 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
しかしそんな逃げ腰気味なシャザムも、大切な仲間を守るために勇気を出して立ち上がり、最強パワーを発揮、カッコよく敵を撃破するのだった。主演のザッカリー・リーヴァイも以前、そんなシャザムについて「このヒーローは純粋で善良な心を持った14 歳の少年が最強のパワーを持つことで誕生した。地球の新たな救世主になるべきだとも考えられていたんだ。でも、彼はまだ子供で、ヒーローとは何かを学んでいる。突然得たパワーに興奮して、やりたい放題するよ(笑)」と、ヒーローとしての未熟さを解説しています。
そして、本作では、まだまだ新米で大人の事情もわからないシャザムが“神の娘”を怒らせてしまい、彼女たちが巨大ドラゴンを引き連れて地球に襲来。パワーを発揮し対決し、ようやく一人前のヒーローに!…と思いきや、予告編でも、雷のパワーを制御できず建物を半壊したり、敵に軽口をたたきぶっ飛ばされたりと、相変わらずやらかしている様子。
前作に続きビリー役を演じるアッシャー・エンジェルは「本作では、ビリーが家族と良い人生を送っている姿や、自分の将来に不安を抱えていて、悩んで大人になっていく様子などが描かれ、ヒーローとして成長する姿に注目してほしい!」と語っており、ヒーローとしての成長にも期待が高まるが…果たして!?
最強なのに、逃げ腰なヒーローは、世界の危機…ではなく、仲間のためなら立ち上がる!?…かもしれない。全てがパワーアップした神様だらけの最強バトル・アドベンチャー『シャザム!~神々の怒り~』は3月17 日(金)より全国ロードショー。
『シャザム!』デジタル配信中
ブルーレイ 2,619円(税込)/DVD 1,572円(税込)
発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント
SHAZAM! and all related characters and elements are trademarks of and (C)DC Comics. (C)2019 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
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