乃木坂48与田祐希が反論 文春砲に立ち向かうアイドル達 「そんな仕事して楽しいですか」というあるメンバーの言葉

乃木坂48与田祐希が反論 文春砲に立ち向かうアイドル達 「そんな仕事して楽しいですか」というあるメンバーの言葉
熱愛のエビデンスを出せなかった今回の週刊文春。記者のテンション低下?

「文春砲」という言葉が出てきたのは7.8年の前の頃でしょうか。と、いうか「文春砲」と言う言葉はあまり好きではありません。使う人は悪い意味で「ギョーカイの知ったか」で、というのはそもそも週刊文春は1981年に起きた「疑惑の銃弾」(俗にいう「ロス疑惑」)のスクープ以来、一環して尖った記事を掲載し続けています。なので、今回も「文春砲」という表現は当てはまらないと思います。ずっと文春は砲撃しています。ただ、今回はそれに当てはまるのか―ー。

最早、天敵と言ってよい「AKB・坂道」グループをマトにかけてから約10年。週刊文春は芸能担当のS記者がいた時には確かに、48グループ(AKBグループを総称)や坂道グループにダメージを与えてきました。

ただS記者が退社後、世の中の空気が変わってきたと思います。すなわち「不倫はダメだけどアイドルも女性。恋愛はするよね」という空気感の違いです。世の中の人のアイドルへの見方がより、ヒューマナイズされてきたように感じます。
もちろん、ガチヲタと言われる人たちの「アイドルでいる限り恋愛はダメ」という主張もわかります。「そこはプロでいてくれ」という意味で言っていると思われます。前例があります。かつての「神7」時代の高橋みなみ、渡辺麻友や山本彩(元NMB48)。少し最近では高橋朱里(Rocket Punchメンバー。かつてはAKB48に所属)や田中美久(HKT48)のような「硬派アイドル」を応援する人がいるのも理解できます。

そこのコア層はもちろん大事にしなければならないのですが、世間の潮目は緩やかな方向へと向かっていると感じています。が、今回の報道はファンを裏切っている事になるのでしょうか。

乃木坂46の未来を背負う三期生・山下美月×与田祐希インタビュー | TABLO 

現在、国内トップアイドルの道を走り続けてている乃木坂46。中心メンバー与田祐希が27日の文春オンラインで「ジムトレーナーと灯りの消えたジムで6時間」という報道が流れました。ほぼ時間を置かずして、与田祐希は公式ホームページで

「しっかりと自分の口から事実をお伝えさせていただきます。」
「私自身、グループのスタッフさんと食事するのと同じような気持ちでしたし、パーソナルで担当していただいていた方なので、2人で食事に行く事に特別な感情は一切ありませんでした。」
「恋愛関係も、やましい事も一切ありません。」

と強い口調で記載しています。
これを覆すには「LINEやDMの流出」「そうと見られる写真」「音声データの流出」など、視聴に訴えるだけのエビデンスがなければ苦しいでしょう。

そして、翌日28日には紙の週刊文春が発売。そこでもしかしたら、上記のエビデンスらしきものが出てくるのかと思いましたが、それも無し。ジムのトレーナーと食事をしたり、パーソナルトレーニングで6時間過ごしたという事が熱愛(トレーナーは事実婚なので不倫ではという主旨)なのだと文学的な表現で記事化されています。
結論を言うと、記事、弱いです。
悪魔の証明という言葉があります。「ない」ことの証明を指します。あるいは推定無罪という文言もあります。

裁判所的に言うと「真実あるいは真実に相当たる理由」がなければ記事の正当性は成り立たないでしょう。が、与田祐希はブログで完全否定しており、週刊文春はこれ以上の強いエビデンスが無ければ、与田祐希の社会的地位・評判を貶めた事になると思われます。

 

●「そんな仕事が楽しいですか」

また、SNS上では
「先日、週刊文春の記者の方が自宅に来て」という与田祐希のブログの書き出しについて、「事件を起こした訳でもないのにそこまでする?」と文春に引き気味の声が散見されました。

思い出されるのが元SKE48の高柳明音(現・タレント、女優)の言葉です。「なるほど!ハイスクール」(日本テレビ系列)という番組に芸能レポーター・記者48人vs48グループ48人という企画がありました。そこではメンバーがレポーター達に、「どうやってアイドルの取材をするのか」といったような質問にレポーターが答えるのですが、井上公造さんらが仕切っていました。僕もひな壇後列に座っていたのですが前列の井上さんらが「家を特定したり、尾行や探偵のようなこともする」といったような発言をしていました。

放送ではカットされましたが、今でも記憶にあるのが高柳明音の反応。収録の最後にSKE48高柳明音(しっかり者キャラでファンの間では定着)が「そういうお仕事をされてどういう楽しみがあるのでしょうか」と刃を向けたような質問を大の大人たちに向かって投げかけたのです。張り切っていたひな壇前列の芸能レポーター達はもごもごと口ごもっていました。

高柳明音さん、男前でした。

また、最近はニュースサイトの知り合いの記者も「アイドルの張り込みカメラマンをやらされているけど、もうたくさん。政治とか事件をやりたいんですよ」とグチをこぼすようになりました。記者のテンションも下がっているように思えます。

与田祐希に関してはまだ今のように注目をされる前、「次世代エース候補」として名前が挙がっていた頃に同期の山下美月と同時にインタビューをした事があります。インタビュー後、「いつ掲載されるんですか」といった確認と「有難うございます」という丁寧な対応が(2人とも)未だに印象に残っています。もちろんインタビューですから飾ったところもあるでしょう。飾っているにしろ、インタビュアーに仕事後の事を確認するアイドルにはまだ、会った事はありません。カメラマン、ライターともに「めちゃくちゃ好感度あがりました」と言っていたことを付け加えておきます。(文@久田将義 文中敬称略)

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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。

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