中島みゆき 通算47枚目のニューシングル『俱(とも)に / 銀の龍の背に乗って』が12月14日に発売決定! ダブル主題歌を収録
2020年、突然の緊急事態宣言によってラスト・ツアーが途中で中止となり、表立った活動が鳴りを潜めていた中島みゆきが、この秋のサントリーコーヒー「BOSS」発売30周年TV-CMへの出演で突如「宇宙大統領」としてお茶の間に登場した。
ボス『宇宙人ジョーンズ・禁じられた惑星』篇 120秒 サントリー(YouTube)
https://youtu.be/V23BTKHSs8g
YouTubeに公開されたCM映像の再生回数が420万回を超える等大きな反響を呼んでいるなか、3年ぶり通算47枚目のニューシングルを発売することが発表された。
コロナ後、初となる待望のニューシングルは、吉沢亮が主演のフジテレビ月9ドラマ『PICU 小児集中治療室』の主題歌『倶(とも)に』と、12月16日公開の映画『Dr.コトー診療所』の主題歌『銀の龍の背に乗って』を収録。2曲とも期せずして医療関連作品の主題歌として収録される。
新曲『倶(とも)に』は、中島みゆきとしては初となるフジテレビ月9ドラマの主題歌。北海道を舞台に「生きるとは」「命とは」「家族とは」という普遍的な問いに真っ正面から向き合った感涙必至のドラマの世界観を支える、魂を揺さぶる壮大な楽曲だ。ドラマの主題歌であることはもちろんのこと、このコロナ禍の中を果敢に、そして辛抱強く生きてきた日本中の人々に勇気を与える「こころに寄り添う」メッセージソングとなっている。
PICUとはPediatric Intensive Care Unitの略称で小児専門の集中治療室のこと。高度かつ集中した治療が必要とされるおよそ15歳以下の子どもを対象にした、いわば「子どものためのICU」だ。舞台は北の大地、北海道。広大ゆえ大規模なPICUの運営は極めて困難と言われるこの地で、駆け出しの小児科医・志子田武四郎(しこた・たけしろう/吉沢亮)が先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れられるPICUを作るため、そして、1秒でも早く搬送できる医療用ジェット機の運用を実現するために奔走する姿を描いていく。自分の非力さに打ちのめされ、傷つき、それでも涙をぬぐい幼い命を助けようとする若く経験の浅い小児科医の奮闘を大きく包みこむように、中島みゆきの主題歌がドラマに寄り添っていく。
『銀の龍の背に乗って』は2003年、2006年に大ヒットした吉岡秀隆、柴咲コウが出演する離島医療に情熱をかける医師の苦悩と奮闘を描いたヒューマンドラマ『Dr.コトー診療所』のために書き下ろされた主題歌で、ドラマと同様に愛され続ける中島みゆきの代表曲である。ドラマ・シーズン2の放送終了から16年、全国に感動を巻き起こしたドラマの続編として公開される映画『Dr.コトー診療所』の主題歌としても起用されたことから、今回のシングルに再び収録されることとなった。
このニューシングルと同じく12月14日に『映画「Dr.コトー診療所」オリジナルサウンドトラック』(12月16日公開)も発売される。音楽はNHK大河ドラマ『篤姫』、映画『冷静と情熱のあいだ』等の音楽で有名な吉俣良が担当。ドラマの数々の名シーンを支えてきた名匠による音の世界、そして中島みゆきの主題歌『銀の龍の背に乗って』が収録される。まだ静かに続くコロナ禍の中、「人を救って人に救われて、そしてここに生きている」と銘打たれた生と希望の巨編『Dr.コトー診療所』を観にぜひ劇場に足を運んでほしい。
2020年のラスト・ツアーの中止以降、時代が中島みゆきを求めるようになっている。
名曲『糸』をテーマにした映画『糸』の公開。コロナ禍のなか「こんな時こそ、中島みゆきの歌を」をテーマにした2枚組ベスト・セレクションアルバム『ここにいるよ』や今年の2月に発売したラスト・ツアーの模様を完全収録した2枚組CD『中島みゆき 2020ラスト・ツアー「結果オーライ」』の発売。どの作品も多くの人の心に届きヒットをしている。
中島みゆきのこころに寄り添う最新作『俱(とも)に / 銀の龍の背に乗って』の発売をぜひ楽しみにしていただきたい。
※文中『倶(とも)に』の「倶」は正しくは旧字体表記
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■中島みゆき オフィシャルサイト
https://www.miyuki.jp/
(執筆者: gallagherbros)
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