サンラサーの期間限定カレーが神域! スクエニの皆さんが大絶賛する理由がわかる

スパイスカレーの名店として知られている『サンラサー』(東京都新宿区新宿6-27-17 カノープス新宿3F)。店主であるマリコさんが織り成すスパイスの錬金術は、食べる者を魅了する「うまいカレー」を編み出す。

行列ができることも多々あるサンラサー

うまいカレーを食べるべく多くの人たちが訪れるため、行列ができることも多々あるサンラサー。近くに日清食品やスクウェア・エニックスなどの大企業があるため、サンラサーの常連になっている近隣企業の人たちは少なくない。

サンラサーのカレーは人の心を動かす

スクエニの中の人があまりにもサンラサーのカレー(と店主のマリコさん)が好きすぎて、スクエニ公式カフェ『ARTNIA』(東京都新宿区新宿6-27-30)でサンラサーコラボカレーを提供するほど。うまいカレーは人の心を動かし、大企業をも動かす。

店内には、スクエニをイメージさせるものが多々あるが、ここでしか目にすることができない一点モノもあるとかないとか……。

※上記4枚の写真は過去撮影のものです

絶対に食べるべき期間限定『ビーツの冷製ポタージュ』

サンラサーのカレーはどれも絶品だが、2022年7月12日(火曜日)現在、週替わりメニューとして食べることができる『ビーツの冷製ポタージュ』(1100円)は絶品。

オススメは『南インド風キーマカレー』(1100円)と『ビーツの冷製ポタージュ』のふたつのおいしさが楽しめる『あいがけカレー』(1350円)。ちなみに、ポタージュという名称ではあるが、カレーのひとつとして食べる感じ。

キュアリアス的ともいえる居心地の良さ

『ビーツの冷製ポタージュ』は艶やかな朱色とも紫とも桃色ともいえる美麗なビジュアル。そのテイストは、限りなく優しい。優しいって何? 酸味の主張はない、辛味の顕示はない、いうならば「旨味の凪」。

シーーーーンとした風も波もない岸部で佇み、目を閉じなくとも瞑想の域に達しているかのような、キュアリアス的ともいえる居心地の良さ。

ライスの甘味と旨味がグンと引き立たせる

そんな『ビーツの冷製ポタージュ』が限りなく優しいため、ライスとともに食べれば、プレーンなライスであるにもかかわらず、ライスの甘味と旨味がグンと引き立たせる。まるで女神が生まれたばかりの赤子を抱き、その子がもつポテンシャルを輝きとして示しているかのよう。

キーマ「転げ落ちた先が金塊の山でした」

皿の中央部、ライスの上に「悟りの塔」のごとくそびえる『南インド風キーマカレー』を崩してポタージュと出会わせれば、そこでインドの魅力が頭角を現す。『ビーツの冷製ポタージュ』で満たされた湖に崩れる『南インド風キーマカレー』だが、転げ落ちた先が金塊の山だった、的な展開。

『ビーツの冷製ポタージュ』の包容力で、キーマが最大級の潜在能力を引き出されたかのように生き生きとしているのかわかる。ドライなキーマに新たなソースがプラスされ、ドライではないウエットなキーマ誕生。うまい、うますぎる。

トッピングなのに主役級の使命を果たす

トッピングとして足した『アチャーリーローストポーク』(400円)も忘れてはならない。これ、トッピングなのに主役級の使命を果たす存在。

筆者はサンラサーのカレーはどれも優しさがベースとしてあると勝手に思っているのだが『アチャーリーローストポーク』も同様。

店主マリコさんのセンス尋常ではない

この『アチャーリーローストポーク』、決して他の食材の良さを邪魔しない。おいしそうだから、ボリュームが増えるから、そんな理由でそこにいるのではない。まさに「そこにいて良い存在」だからそこにいる。旨味と塩気のトーンが絶妙。

脂もしっかりある肉質で、そこそこ肉厚。それが2枚も盛られているのだが、いやいや、4枚、6枚、極論、10枚食べても飽きない自信ある。旨味成分を旨味として味覚に伝える塩気が絶妙すぎる。店主マリコさんのセンス、尋常ではないほど感じる。

神域のサンラサー料理を堪能しておくべき

どの料理も絶品なサンラサー。『ビーツの冷製ポタージュ』が週替わりメニューなのは寂しいが、だからこそ、この機会に神域の料理を堪能しておくべきだ。

皆既日食、グランドクロス、惑星直列、インカージョン、ナイツオブラウンド、その存在は希少なのだ。自分でも何言っているかわからないが。

店名: サンラサー
住所: 東京都新宿区新宿6-27-17 カノープス新宿3F

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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