音声ARコンテンツを作って100万円もらうぞ!:目指せ100万円! モアイ岩下の「Locatone」コンテスト挑戦日記(1)

「賞金は100万円!」――。テレビでよく耳にするフレーズですが、実際にそんな夢のある企画に参加できるチャンスって、とてもレアだったりするのではないでしょうか。本連載では、とあるコンテストに参加して100万円の獲得を目指す人物の挑戦の軌跡を追いかけ、記事で紹介していきます。読者の皆さんも記事を参考にコンテストへ参加することで、100万円を手にするチャンスがあるかもしれませんよ……!

6月某日、ここはソニー本社の会議室。ガジェット通信は100万円の挑戦者に密着するべく、その男性の到着を待ち構えていました。

「失礼します……」と、待ち合わせの時間に1人の男性が会議室のドアを叩きました。

現れたのは“モアイ岩下”さん。ナレーターやMCとしても活躍する声優さんです。

モアイ岩下さんは、ソニーの音声ARサービス「Locatone(TM)(ロケトーン)」に収録されたチュートリアルコンテンツ「Locatoneツアー」で、ツアーガイドとなるキャラクター“ジェームズ”の声を担当した声優さん。

Locatoneは、ソニーが開発したSound AR(TM)(現実世界に仮想世界の音が混ざり合う新感覚の音響体験)を楽しむためのアプリで、マップ上のスポットを訪れると、現実世界の位置情報に連動して自動的に音声や音楽が聞こえてきます。

チュートリアルでは、ジェームズが360立体音響技術を使った迫力の立体音響や、ヘッドホン・イヤホンのヘッドトラッキング機能を活用した臨場感のあるSound ARを楽しむ手引きをしてくれるのです。

ガジェ通:お待ちしてました、Locatoneツアーでジェームズを演じられたモアイ岩下さんですね? 実はLocatoneのSound ARコンテンツを企画・制作してもらうコンテストが実施されることになったんです。

ソニー担当者:「あなたのアイディアで地球まるごとテーマパーク!」というテーマで、「Locatone Creator Contest 2022」というプロジェクトを初めて開催します。賞金は制作補助金として100万円をお渡しします

モアイ:100万円! へ~、すごいですね。Locatoneのコンテンツを作るのも楽しそう。

ガジェ通:モアイさん、100万円もらえたら何が欲しいですか?

モアイ:えっ? そうですね、僕は家電やガジェットが好きなので、ソニーのノイズキャンセリングヘッドホンの「WF-1000XM4」とか、外の音が聞こえる完全ワイヤレスイヤホンの「LinkBuds」が気になってるんですよね。パソコンも欲しいかな……もっと生々しい話をすると、洗濯機をドラム式に買い替えたいんですよね。

ソニー担当者:100万円は、Locatoneコンテンツの制作費用に是非あてていただきたいです(笑) 。ところで、モアイさんの後ろにあるものが何か、分かりますか?

モアイ:あれっ!? 探……検……隊の衣装のような……。

ソニー担当者:そう。だからモアイ岩下さん、出番です!

モアイ:……

モアイ:出番……ですか?

ソニー担当者:モアイさんには“Locatone公式アンバサダー”になってもらって、実際にプロジェクトに参加してLocatoneコンテンツを作ってもらいます。
モアイ:いや、でも経験がないし……。

ソニー担当者:制作補助金は100万円ですよ?
モアイ:やります!

ソニー担当者:じゃあ着替えてきてください。
モアイ:わかりました!

ソニー担当者:早くしてくださいよ!
モアイ:わ、わかりました!

衣装に着替えて登場したモアイさん。

こうしてみるとジェームズにそっくり! Locatoneの世界観を体現する人物として、素敵な企画を具現化してくれそうな期待感が高まります。

その後、気になっていたというLinkBudsを装着してLocatoneツアーを体験したモアイさん。LinkBudsシリーズはジャイロセンサーとコンパスを内蔵しているので、Locatoneのヘッドトラッキング機能を活用したSound ARを最大限、楽しむことができます。

果たして、モアイさんは賞金100万円を獲得できるのか!? 新たな挑戦がスタートしました。次回の記事では、モアイさんが街中のARコンテンツを実際に体験して、街を歩きながら企画を考える模様に密着します!

Locatone Creator Contest 2022は、新しい街歩き体験のアイディアを一般募集する、ソニーのクリエイター応援プロジェクトの一環として開催するコンテスト。6月15日から8月15日まで、“渋谷”の散策をテーマにした企画を募集します。

性別、年齢、プロ・アマは問わず、コンテンツ制作の経験がなくても参加OK。審査員による一次審査を通過したファイナリストは、ソニーグループのサポートを受けながら、誰でもLocatoneコンテンツが制作できるツール「Locatone Studio」を使ってコンテンツを制作する機会が提供されます。公開されたコンテンツから、一般投票で選ばれた優秀作品を表彰。グランプリ受賞者には賞金100万円、特別賞受賞者には賞金10万円を贈呈します。

「Locatone Creator Contest 2022」公式サイト
https://locatone-contest.jp/

「Locatone Creator Contest 2022」~あなたのアイディアで地球まるごとテーマパーク!~ 実施概要

<募集要項>
「渋谷」の街を舞台に、“リアルな場”と”音”を組み合わせた、新しい街歩き体験の企画案をお送りください。
ただし、それらは応募者本人が制作したオリジナルのものとし、権利を自らが有しているものに限ります。
知的財産権、名誉、信用、肖像、プライバシー等の第三者の権利を侵害するもの(侵害のおそれのあるものを含みます)はエントリー不可となります。
※本プロジェクトは、誰もが簡単に、LocatoneのSound AR™サービスを生かした様々な企画制作に参加できることを目的とするものであり、特定のスキルや高度な制作技術を求めるものではございません。

<募集期間>
2022年6月15日(水)~2022年8月15日(月)

<応募資格>
1.性別/年齢/プロアマ 問わず。 グループでの制作・応募もOK。
2.応募規約を一読し、その内容に同意いただいていること。
3.提出期日(8月15日(月) 23:59)までに必要提出物を提出いただくこと。
4.「渋谷(代々木公園・MIYASHITA PARKを中心とした渋谷周辺)」の街が舞台であること。
5.体験時間(街歩き体験の所要時間)が30分間程度であること。

応募に際しての注意事項詳細に関しては、公式サイトにて公開されておりますので、必ずご確認いただき、ご同意の上お申込ください。

<応募方法>
公式サイト応募フォームよりご応募ください。

<審査の流れ>
エントリー → 一次審査 → ファイナリスト(5~10組選出)→ Locatoneコンテンツ制作・一般公開 → 最終審査 → グランプリ(1組)決定

一次選考を通過したファイナリスト(5-10組)には、現実世界にバーチャルな音を配置するためのコンテンツ制作ツール「Locatone Studio」を使用し、実際にSound ARサービス「Locatone」で公開するツアーコンテンツの制作に挑戦していただきます。ソニーのLocatoneプロデューサー陣に加え、ソニーグループ各社から様々な専門性を有する社員と、社外のクリエイター陣が参画し、アイディアのブラッシュアップをサポートいたします。また、制作サポート特典として、ファイナリスト全チームへのソニーの完全ワイヤレス型ヘッドホン「LinkBuds」をツアー制作のために供与いたします。さらに、プロの声優による収録サポートも用意されており、BGMや効果音などの音源データについては、Audiostock社のデータをお使いいただくことも可能です。
そのほか、11月からのツアーコンテンツ一般公開~投票期間および結果発表等では、渋谷芸術祭とのコラボ企画も予定しております。

<結果発表 >
【一次審査&ファイナリスト(5~10組)発表】 8 月31日(水)
【最終審査】 11月初旬
【グランプリ(1組)発表】 11月中旬
※発表時期は変更になる可能性があります。

<賞品>
グランプリ受賞者(1組)には、Locatone公認クリエイターに認定されるほか、制作補助金として賞金100万円が贈呈され、特別賞受賞者(数組)には、同じく制作補助金として賞金10万円が贈呈されます。

<審査員>(6月15日現在)
丸戸史明さん(脚本家・小説家/ 「WHITE ALBUM2」、「冴えない彼女の育てかた」)をはじめ、
小栗了さん(演出家・ムーミンバレーパーククリエイティブディレクター)、
YOASOBIプロデューサー 屋代陽平さんなど、
豪華な顔ぶれが審査員として参加し、今後も様々なジャンルの方々が追加発表予定です。

<注意事項>
応募資料・データは、審査以外の目的で利用することはありません。
応募資料・データは返却いたしませんので、あらかじめご了承ください。
応募後の審査状況や選考結果に関するお問い合わせには応じられません。
選考通過者(グループの場合は代表者)のみに後日ご連絡いたします。
未成年者が応募する場合、保護者の同意署名が必要です。
(15 さいまでのかたは、ほごしゃのかたといっしょにおよみください)

<主催>
ソニー株式会社
<協力>
株式会社EARLY WING
株式会社オーディオストック
ガジェット通信
株式会社フェザンレーブ

<後援>
一般財団法人 渋谷区/観光協会

<プロジェクトに関する問い合わせ先>
『Locatone Creator Contest 2022』事務局
E-mail : [email protected](受付時間:平日 11:00~17:00)

<関連リンク>
・Locatone™(ロケトーン)公式サイト:https://www.locatone.sony.net/
・Locatone™(ロケトーン)公式Twiter:https://twitter.com/LocatonebySony

※「Sound AR」および「Locatone」はソニーグループ株式会社またはその関連会社の商標です。

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shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

TwitterID: shnskm

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