映画『ハケンアニメ!』十束おとは(フィロソフィーのダンス)が大共感! 「好きなものにパワーをもらって、それをまた好きなものへと返している」

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直木賞&本屋大賞受賞作家 辻村深月の大人気小説を映画化。世界中が注目する日本のアニメ業界を舞台に、最も成功したアニメの称号=「ハケン(覇権)」を手にすべく奮闘する者たちの姿を描いた、“胸熱”お仕事ムービー『ハケンアニメ!』が大ヒット上映中です。

一世一代の大チャンスを掴んだ新人アニメ監督・斎藤瞳を吉岡里帆、彼女のライバルとなる天才ワガママ監督・王子千晴を中村倫也、瞳を振り回すつかみどころのない超クセ者プロデューサー・行城理を柄本佑、王子の才能に人生を懸ける作品命のプロデューサー・有科香屋子に尾野真千子と、実力派俳優陣集結の本作。監督は、『水曜日が消えた』(20)の吉野耕平。さらに劇中アニメの制作には、『攻殻機動隊』シリーズなどで知られるProduction I.Gをはじめ、日本を代表するアニメプロダクションやトップクリエイター陣が参加し、老舗アニメ制作会社・東映アニメーションが監修を手がけています。

本作の感想を、4人組グループ「フィロソフィーのダンス」のメンバーであり、大のアニメ好き・映画好きである十束おとはさんに伺いました!

◆映画『ハケンアニメ!』をご覧になった率直な感想を教えてください。

誰もが共感できる要素のある、激アツお仕事ムービー!
私の大好きなアニメ達はこんなにもたくさんの方が関わって大変な思いをして生み出されているのかと思うと、改めて感謝と尊さで涙が止まらなくなり帰宅して即アニメ鑑賞会を一人で行いました。笑
好きを仕事にする事、好きを貫くこと、日々仕事をする中で立ちはだかる壁…アイドルという違う職業ではありますが共感できる点も多くありました。

◆特にお好きなシーン、展開はどこですか?

全体を通してアニメに愛がある素敵な映画だな、と感じました。
『サウンドバック 奏の石』と『運命戦線リデルライト』という2つのアニメがハケンを争うという内容なのですが、映画のためにオリジナルアニメーションが作られるという気合いの入り方。そしてそのクオリティがとんでもなかったんです。どちらも12話観たいな。
その2作品が視聴率を争う描写が実写ならではのやり方で感動したので、ぜひ皆さんにも観ていただきたいです。
そしてオタク大歓喜の小ネタが満載で、クスッと笑える部分が多くあったことも好きなポイントでした。

◆一番感情移入したキャラクターを教えてください。

やはり主人公の斎藤瞳でしょうか。
好きで入った世界だけど、そんな綺麗事ではいかない事も多くある中彼女は自分の中の信念を曲げずにひたむきに頑張るんですよね。髪はボサボサ、服もお洒落なんてしている余裕もない…でも仕事はやらねば…というリアルな感じも相まって「瞳、頑張れ…」と途中からずっと念を飛ばしていました。笑

◆“仕事”をする上で一番大切にしていること。心がけていること。

私も好きを仕事にしているので、共感の嵐でした。
私がいつも大切にしていることは、1つ1つ誠実に取り組むこと。ありがたいことにアイドルとしてのお仕事だけでなく、ゲームや映画に関するお仕事・ロリータブランドのモデルなど多岐に渡るのですがどんなお仕事も全力且つそのコンテンツが持っている魅力を少しでも出せるようにしっかりと準備をして誠実にお仕事することを心がけています。
根底にあるのは瞳と同じく”好き”という気持ちで、私も好きなものにパワーをもらってそれをまた好きなものへと返しているので好きの循環を行なっています。

◆劇中で吉岡里帆さん演じる瞳監督がエクレアを楽しみに仕事を頑張りますが、おとはさんにとってのエクレアの様なものはありますか?

カフェラテです!お仕事を頑張った日は大好きなお店でカフェラテを飲んでいいというご褒美ボーナスを設けているので、自分ににんじんをぶら下げて日々頑張っています。笑

◆おとはさんにとっての“ハケンアニメ”(自分の中での最高に好きなアニメ。歴代で)は何ですか?

とても難しい質問…!『コードギアス 反逆のルルーシュ』でしょうか。最初から最後まであれだけ心を揺さぶられた作品はないと思います。友達がルルーシュ派、私がスザク派で毎週言い合いをしたのも懐かしい。笑
OPやEDも神曲ばかりでしたよね。

◆瞳監督にとっての『光のヨスガ』の様に、おとはさんに影響を与えたアニメはありますか?

『魔法少女リリカルなのは』です。小さい頃からアニメは好きだったものの、深夜アニメというものにハマったのは”なのは”がきっかけでした。思春期、学校に馴染めなかった自分にとって深夜アニメは救いであり日々の活力。なのはのおかげで色々な作品を知りもっとアニメが好きになりましたし、そこから声優さんが好きになりライブに行ったり、コミケに行ったりと更に濃いオタクライフを送るきっかけになったので感謝しています。

【関連記事】『ハケンアニメ!』実写映画初挑戦の高野麻里佳インタビュー「役柄への共感」「好きを貫くための、それぞれの“正義”がある物語」
https://getnews.jp/archives/3279812

(C)2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会

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藤本エリ

映画・アニメ・美容に興味津々な女ライター。猫と男性声優が好きです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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