【検証】日本とインドは重力が違うのか? 日本とインドとナウルの重力差を調べてみた結果
同じ地球上なのに国や地域によって重力が違う。それって、ロマンを感じませんか? 宇宙に行かなくとも、地球にいながらにして重力の違いを感じられるわけです。……いや、本当に感じるの? 本当に重力差はあるの? ということで実際に地球上の重力差を調べてみました。
日本・インド・ナウルの重力差
重力差を調べるのは日本、インド、ナウル。インドに行くのであれば、ついでにインドのカレーも食べたいところ。インドといえばカレー。インドのカレーと重力、期待しかない。
国ごとに違う重力の違いを目視で確認したい
重力差の調べ方はシンプル。日本、インド、ナウルの3つの国でiPhoneの重さをスケール(はかり)で調べ、重力の影響を確認するというもの。重さに違いがあれば、それは重力の影響を受けていることになります。
使用したスケールは信頼のタニタ「KP-104」
今回、iPhoneの重さをはかるために使用したスケールはタニタの「KP-104」。タニタのスケーラーなら信頼できるということで購入。ポケットに入る小ささながら、0.1g単位で重さを量ることが可能です。
タニタのカスタマーセンターに問い合わせたところ、スケーラーをキャリブレーション(調整等)しないで使用すると、差が出るとのことでした。
iPhone15 Proの重さの違いで重力差を確認
重力差を調べるために使用したスマホはiPhone15 Pro 256GBです。……ということで、まずは東京でiPhoneの重さをはかり、その後にインドとナウルではかりました。その結果は以下のとおり。
<日本・東京でのiPhoneの重量>
重量: 189.2g
<インド・ポートブレアでのiPhoneの重量>
重量: 189.1g
<ナウル・メネン地区でのiPhoneの重量>
重量: 189.0g
<iPhoneの重量差まとめ>
日本: 189.2g
インド: 189.1g
ナウル: 189.0g
おおっ! 日本とインドで0.1gも差があることが判明! 日本とナウルでは0.2gの差があることも判明! こうして目視で重力差がわかると感動します。いま、日本と違う重力場に、自分がいる! その事実に感動です。
赤道が近くなるほど遠心力で重力が弱まる
自転の影響で、赤道から離れる(緯度が上がる)と重力が強くなる。逆に赤道が近くなるほど遠心力により重力が弱まる。……と筆者は認識していますが、その通りの結果になったといえるかも(徹底的に平坦な場所を探して重さを調べたつもりですが、それでもブレが生じている可能性はあるかもしれません)。
国や地域によって重力の違いがあるという事実
インドに行くだけで、ナウルに行くだけで、日本とは違う重力を体験することができる! ということがわかりました。もう一度言いますが、宇宙に行かなくても、国や地域によって重力の違いがあるという事実、心が躍りませんか? ロマンを感じるのは筆者だけでしょうか。重力はロマン。
そして、インドカレーうまい!
次回は、日本とグリーンランドの重力差を調べる予定です。
日本とインドとナウルの重力の違いを、実際に現地に行って調べてみたのですが、日本で189.2gだったiPhoneが、インドでは189.1gになり、ナウルでは189gになりました。確かにあった重力差。ロマンを感じる。地球に居ながらにして重力差が生じている事実にロマンを感じる pic.twitter.com/CI94tvbogQ— クドウ秘境メシ (@kudo_pon) October 29, 2025
これはどんな状況かというと、寝ようとしたら夜中に突然ホテルの外で爆音。外に出てみると爆音トラックの周囲でインド人がダンス。クレームを言う人は誰もおらず、むしろ家から次々と人が出てきてダンスしまくり。トラックはゆっくり街を移動して、次々と家から人が出てきてダンス。それを生配信。 https://t.co/dWRbd2WjMA— クドウ秘境メシ (@kudo_pon) October 3, 2025
(執筆者: クドウ秘境メシ)
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