『ジョジョの奇妙な冒険』の「悪魔の手のひら」実在していた!

漫画『ジョジョの奇妙な冒険パート7 / スティールボールラン』に登場する、アリゾナ砂漠の謎の地帯「悪魔の手のひら」が、実在することが判明した。実在するというよりは “極めて似ているため” に、作者の荒木飛呂彦先生が参考にした可能性が高い。

「悪魔の手のひら」にそっくりな場所はチリのアタカマ砂漠にあり、そこは平均標高が約2,000メートルもある過酷な地。なんとそこに、「The Giant Hand of Atacama」と呼ばれている “巨大な石の手のひら” があるのである。その形は、まさに『ジョジョの奇妙な冒険パート7 / スティールボールラン』に登場する「悪魔の手のひら」そのもの!

漫画では「悪魔の手のひら」の大きさはかなり巨大なもので、東京ドームくらいはあるんじゃないかと思うくらいだったが、こちらの「The Giant Hand of Atacama」はそれほど大きくはない。とはいえ十分に巨大なのは巨大であり、このことを伝えた『奇想天外生物図鑑カラパイア』の記者は、「全長11メートルにもなるこの巨大な手は、チリの彫刻家によって1992年に作られたものなんだそうだ」とコメントしている。

「悪魔の手のひら」に魅入られた者は不思議な調理能力にも似た能力・スタンドを手に入れることができるというが、「The Giant Hand of Atacama」に行くことで、もしかするとスタンド使いになれるかもしれない? ちなみにこのアタカマ砂漠では長距離マラソン大会が開催されることもあるとのこと。偶然なのか意図的なのか、『ジョジョの奇妙な冒険パート7 / スティールボールラン』も大陸横断がストーリーの核になっている。その点も、両者の共通点といえるかもしれない。

写真: 奇想天外生物図鑑カラパイア

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