お気に入りの庭を守るために!ガーデニングで猫対策のコツ

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お気に入りの庭を守るために!ガーデニングで猫対策のコツ

自宅の庭で家庭菜園やガーデニングをしていると、ときどき目にする猫のいたずらした痕跡やふん尿。放置しているといつのまにか猫がたくさん集まってしまうことも。今回は猫対策になるおすすめのハーブや草花、庭木の種類、コツや注意点をご紹介します!

猫が庭に集まる理由とは?対策をする前に知っておくべきこと

庭で猫のふん尿やいたずらを発見したときは、すでに猫が住処にしていることが多いです。猫の行動範囲は意外と狭く、私有地と隣の家を行き来していたり、もしくは自宅の庭だけで過ごしていることも珍しくありません。

発見次第、猫対策するのはもちろんですが、まずは、猫の習慣を知っておくと、対策するときに便利です。

猫にとってガーデニングする庭は快適な場所

一度気に入った場所からなかなか離れず、縄張り意識も強い猫。行動範囲も狭く、比較的100mほどの範囲内で1日を過ごすといわれています。

猫が庭でふんや尿をするのは、土や砂が敷かれたやわらかい場所、人や犬もいない静かな場所など、猫にとって快適な場所があるから。また一度トイレと決めた場所は、執着心も強いため、猫対策しなければ、猫はずっと居ずわり続けます。

ふんや尿をした痕跡を発見次第、すぐに猫対策をして、快適なガーデニングができるように、庭を守りましょう!

ガーデニングも楽しくておすすめ!猫対策になるような庭づくり

フェンスや網を張ったり、音や薬品のアイテムを使ったりなどさまざまにある猫対策。しかし、設置の仕方や置き場所などで効果を得にくかったり、そもそも設置するのが大変だったりするものもありますよね。

また、ものを使って対策しようとすると、庭の景観が崩れることもあります。庭の景観が崩れず、ガーデニングも楽しめるよう、猫が苦手な植物を植えて猫対策するのがおすすめです。

猫が苦手とする植物には、香りがするものやトゲがついたもの、猫にとって踏み心地が悪いものなどがあり、種類を選べば効果をより多く得られて、庭を美しく彩ることもできます。

猫対策におすすめ!ガーデニング初心者でも育てやすい植物

匂いや感触などに敏感な猫は、植物が出す香りや、トゲのついたものが大嫌い。また、地面を覆い隠すような植物を植えると、猫がトイレできず、踏み心地も悪いので、猫は近寄りにくいです。

猫対策をするなら、ガーデニングも楽しめるようさまざまな種類の植物を植えて、オシャレで、猫が侵入しにくい庭づくりをしてみましょう!

強い香りで対策!猫よけにもなってガーデニングも楽しめる

猫はシトラスやネギの独特の香りや、匂いの強い植物が苦手です。猫の嗅覚は人間の嗅覚よりもかなり優れているため、より強烈に感じやすいようです。

また、猫よけだけでなく虫よけにもなるものも多いので、ガーデニングのときは蚊にさされにくく、ストレスにもなりませんね。

ただし、ミントやタイム、タンジーなどの草花は、放置すると私有地の外に広がってしまったり、ほかの植物を覆い被したりしてしまうことも。

植えるときは、石や木の仕切りを立てた花壇の中で育てたり、定期的に摘芯したりなど対策や管理をしましょう。

ハーブ

ローズマリー

レモングラス

ペパーミント

チャイブ

タイム

タンジー

野菜

ニンニク

ネギ

タマネギ

草花

マリーゴールド

カイナハイブリッド

庭木

レモンやミカン、ゆずなど柑橘系の木

ユーカリ

グラウンドカバーで対策!猫がトイレできず、近寄りにくくておすすめ

土や砂がむき出しになっている箇所があれば、地面を覆い隠すようなグラウドカバーを植えてみましょう。地面を隠すことで、猫がトイレできず、住処にもしにくいです。

私有地の周りを囲む庭木の下に植えたり、花壇の空いたスペースに、隙間なく植えるのがおすすめ。庭の景観もよくなり、花壇の見た目もオシャレです。

背が低くて、つるや茎、幹をはうように伸ばすアイビーやセダム、コニファーなどは、猫にとって踏み心地も悪く、足を踏み入れづらいです。

また、キボウシやアジュガ、オタフクナンテンは、猫の目の高さほどあるグラウンドカバーなので、猫が近寄りにくく、茂みの中に入ろうとしません。猫が侵入しづらくなるよう、私有地の周りに植えましょう。

草花

アイビー

セダム

キボウシ

ツルニチソウ

イブキジャコウソウ

シバザクラ

アジュガ

低木

オタフクナンテン

オールドゴールド(這性コニファー)

ハツユキカズラ

 

トゲのある庭木で対策!猫が敷地に侵入しないよう周りに配置

葉や幹にトゲのついた庭木を植えて、猫が物理的に入ってこないよう対策するのもおすすめ。猫が侵入しそうな敷地の周りや、玄関先に複数の株を植えると効果を得やすいです。

また、庭に地植えするだけでなく、鉢植えで育てるのも便利!移動が簡単にできるので、猫が侵入して欲しくない場所に固めて置いておくと、猫が近寄りにくく、あきらめて住処にしなくなります。

トゲのある植物は、基本的には低木で育つものが多く、剪定などの管理が必要です。触れてしまうと猫だけでなく、人間も怪我をすることもあるので、剪定をするときは、怪我をしないよう手袋や長袖を着用しましょう。

低木

ランタナ

ピラカンサ

バラ

ハナマス

ヒイラギ

ヒイラギナンテン

 

おわりに

猫対策には植物が効果的で、庭に植えることで、猫が近寄りにくくて、ガーデニングも楽しめます。植える植物の種類を選べば、オシャレに庭づくりもできて、家庭菜園やガーデニングもさらに楽しくなります。

また、植物に水やりをするときは、スプリンクラーを使ったり、病害虫の予防をするときは、木酢液をかけたりすると、猫はさらに近寄りにくくなるのでおすすめです。

しかし、猫に虐待するような行為は、犯罪ですので絶対にやめましょう。ぜひ猫が侵入しにくい庭づくりをしてくださいね!

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