今度の“パージ”は、終わらない。 殺人が合法になる一夜を描くシリーズ最新作『フォーエバー・パージ』5月日本公開[ホラー通信]
『パージ』シリーズ最新作『フォーエバー・パージ』が5月20日より日本公開決定。ポスタービジュアルと予告編が解禁となった。
一年に一晩だけ殺人を含むあらゆる犯罪が合法になる“パージ法”をめぐるこのシリーズは、これまでに長編映画4作、テレビシリーズ全2シーズンが製作された超人気シリーズ。大胆な社会風刺をベースに、翻弄される市民の混乱と、あぶり出される人間の業、極限のサバイバルを描いている。
今回の『フォーエバー・パージ』は、人種差別主義の過激派組織が暴走し、終わりのない“無限パージ”へと突入した無法地帯のアメリカが舞台。崩壊寸前のアメリカを援助するため、メキシコ政府は6時間に限り国境解放を宣言。メキシコからの移民夫婦が、雇い主の一家とともに国境を目指すのだが……。
メキシコからの移民夫婦アデラとホアンを演じるのは、いずれもメキシコ出身のアナ・デ・ラ・レゲラ(『アーミー・オブ・ザ・デッド』(20))とテノッチ・ウエルタ(「ナルコス:メキシコ編」(18~))。ホアンが働く農場を経営するタッカー一家の長男ディラン役をジョシュ・ルーカス(『フォードvsフェラーリ』(19))、ディランの父ケイレブ役をウィル・パットン(『ハロウィン』(18))が演じる。
監督を務めるのはエヴェラルド・ヴァレリオ・ゴウト。脚本は、シリーズ全作を手掛けてきたジェームズ・デモナコが続投する。製作は、ジェイソン・ブラム、マイケル・ベイほか。
ポスタービジュアルは、燃え盛る荒廃した街をバックに、仮装マスクを身につけた過激派たちの姿を捉えている。真ん中のカウボーイが跨る馬は、体を星条旗柄にペイントされ、骨のマスクを被らされており、異様な雰囲気を醸し出している。
『フォーエバー・パージ』
5月20日(金)TOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開
監督:エヴェラルド・ヴァレリオ・ゴウト
脚本:ジェームズ・デモナコ
製作:ジェイソン・ブラム、マイケル・ベイ、アンドリュー・フォーム、ブラッド・フラー、セバスチャン・K・ルメルシエ p.g.a.、ジェームズ・デモナコp.g.a.
出演:アナ・デ・ラ・レゲラ、テノッチ・ウエルタ、キャシディ・フリーマン、レヴェン・ランビン、ジョッシュ・ルーカス、ウィル・パットンほか
配給:パルコ ユニバーサル映画 原題:The Forever Purge
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