デルタ航空、米国への渡航手続きを簡素化。ワクチン接種証明書の直接アップロードが可能に
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デルタ航空このたび、新型コロナウイルスの陰性検査証明のオンライン提出などができる「Delta FlyReady」をアップデート。また、入国要件から目的地を検索できる「デルタ・ディスカバー・マップ」についても、アップデートを予定しているようです。
ワクチン接種証明書を直接アップロード
「Delta FlyReady」は、医療機関との提携によって構築されたソリューション。渡航先国に応じた検査オプションの提案や陰性検査証明のオンライン提出、健康関連書類以外のものも含めた入国要件の一覧表示などが可能で、2021年夏より、米国発の国際線搭乗者に多く利用されてきました。
そんな中、2021年11月8日より、米国に入国する全ての渡航者に対し、ワクチン接種の完了が入国要件に加えられたことを受け、「Delta FlyReady」をアップデート。これにより、ワクチン接種証明書も直接アップロードでき、認証されるようになり、米国行きの国際線の搭乗者も利用できるようになりました。
「Delta FlyReady」への入力・アップデートが完了し、入国要件が満たされると、搭乗券に入国の準備が整ったことが表示されるとのこと。ただし、旅行当日は、渡航先の入国に必要な陰性証明やワクチン証明などの書類を持参することを推奨しています。
ワクチン接種の有無から目的地を検索?
一方「デルタ・ディスカバー・マップ」は、目的地の検索、適用される可能性のある入国要件の確認などができるツール。「ビーチ」や「都市」など目的地のタイプから、渡航先を絞り込むことができます。また、国や地方自治体、国際航空運送協会(IATA)が発行している情報から厳選されたデータを絞り込み、渡航先の入国要件を表示することが可能です。
約1年前の導入以来、頻繁に変わる入国規制や目的地の健康ガイドライン、海外旅行に必要なフォームや申請書がダウンロードできるリンクなど、さまざまな情報を提供してきました。予定されているアップデートでは、ワクチン接種の有無などの健康関連の入国要件から、目的地を検索できるようになるようです。
(文・Higuchi)
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