継続転換率36.6%! 定期購入の解約を望むユーザーをつなぎ止める「BOTCHAN Keeper」
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株式会社wevnalは、ブランド体験(BX)の向上を通じて消費者および企業のLTV最大化を図るBXプラットフォーム 「BOTCHAN(ボッチャン)」を運営中。このたび、「BOTCHAN」のアップデートという形で、定期購入の解約を希望するユーザーの購入継続を支援するサービス「BOTCHAN Keeper」をリリースしました。
「継続・解約」の課題にフォーカス
「BOTCHAN」では、消費者とのタッチポイントを、集客・理解・購入・継続・解約という5つのファネルに分け、各ファネルで一貫したブランドサクセス支援を行うことで快適なBXを提供し、企業のブランド体験の価値向上に寄与しています。
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また、解約理由の割合や解約理由別解約件数時系列データなどをレポートしてくれるため、解約インサイトやサービス課題を理解しやすいといいます。さらに、解約に至ってしまったユーザー情報をカートに自動反映することで、解約処理にかかる人的コストを削減することもできるようです。
消費者が納得して継続を決定する仕組み
近年、D2C市場の急成長に伴い、定期購入の市場規模も拡大しています。一方で、解約の方法を分かりづらくする、または案内しないなど、消費者に不都合な誘導を行うUI・UXである「ダークパターン」が国内でも問題に。現在、ダークパターンを規制する改正法が検討されている段階です。
ダークパターンが増えているとはいえ、この手法には消費者のブランドへのイメージを低下させる可能性があるため、企業側としても得策とはいえないでしょう。定期購入を展開する企業には、消費者に不快な体験をさせず「継続を促進する」という革新的なソリューションが必要となってきます。
そこで登場したのが「BOTCHAN Keeper」。同社によると、チャット内コミュニケーションで解約を希望した消費者のうち、継続を意思決定した消費者の割合は最大36.61%を記録したとのことです。
先述の通り、「BOTCHAN Keeper」は、解約というファネルにフォーカスしたサービス。「BOTCHAN」にはこの他、AIを活用してユーザーに最適なコンテンツを提案する「BOTCHAN AI」や、1to1マーケティングで商品への理解を深め、ファンを創出する「BOTCHAN Engagement」などもあります。
(文・Higuchi)
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ウェブサイト: https://techable.jp/
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