【こども園問題関連資料】認定こども園新設に伴う既存保育園の廃園問題(東京都昭島市)
認定こども園新設に伴う既存保育園の廃園問題(東京都昭島市)関連資料
東京都昭島市では、2015年春に幼稚園と保育園を統合した形の「認定こども園」をつくることになっています。それに伴い、既存の保育園が廃園となり、新しいこども園に移行します。2015年といえばあと2年。しかしこれまで在園児童の保護者や保育士さん達に対して、市側からの詳しい説明はなかったとのこと。保護者らがつくる「堀向保育園を守る会」は、市側に説明会の開催を求め、先日説明会がおこなわれたそうです。今回は資料として、市側の説明がおこなわれた説明会の模様を録画した動画を公開します。また「守る会」が配布している会報も公開します。すべて守る会からの提供資料となります。
既存の保育園である「堀向保育園」は築40年。新しい認定こども園になると、定員が110名増え、待機児童問題にも対応できますし、よい話のように思えます。しかし、保育士さん達がそのまま新しいこども園に行けるわけではないということ、こども園への移行に伴い、民間による運営に移行する予定ですが、現時点でどの業者が運営することになるか決まっておらずどのような方針なのかがわからない、といったことが保護者の不安をあおっているようです。
確かに、今通っている保育園がなくなって、新しいところに移転するらしいのに、先生たちはどうなるのか、誰が運営するのか決まっていなければ心配でしょう。そしてなにより疑問なのは、市側の建築費負担分が予算に盛り込まれるなど、着々と準備は進んでいるにもかかわらず、これまで市民側への説明が十分になされてこなかった点です。
この問題に関する第2回目の会議は、4月10日水曜日に昭島市役所の6階でおこなわれるそうです。
追加で資料が入手できれば引き続き資料公開していきたいと思います。
資料
説明会資料
守る会会報
<第1回説明会の概要が掲載されています>堀向保育園を守る会会報05(2013年3月22日)
堀向保育園廃園中止に向けたご協力とご依頼(2013年2月26日)
昭島市と市民の会合(第1回)の動画
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