docomo dtab 01(S10-201w)開封の儀
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3月27日に発売されたNTTドコモのWi-Fiタブレット「docomo dtab 01(以下 dtab)」が配達されたので早速開封の儀を執り行います。dtabは、Android 4.1(Jelly Bean)を搭載した画面サイズ10.1インチのAndroidタブレット。製造元はHuaweiですが、内外共にドコモブランドとなっており、他のドコモタブレットよりもメーカー色は控え目な感じになっています。NTTドコモのdocomo Smartなんとかという取り組みの下で発売される製品ということで、1つのdocomo IDでdマーケットの動画やアニメ、音楽、電子書籍を利用できるというところが売りとなっていますが、中身は市販されているAndroidタブレットと変わりなく、ドコモユーザーじゃないと使えないというものではありません。dマーケット関連のタブレットアプリとdマーケットのコンテンツを表示する独自のホームアプリが追加されただけで、ドコモサービスを利用しなければふつうの使い方ができます。dtabは現在のところドコモオンラインショップのみで販売されているので、購入できるのはドコモユーザーさんのみとなります。通常価格は25,735円ですが、ドコモ回線を持ち、spモードとdビデオに加入済みの場合は9,975円で購入できます。スペックはNexus 10やXperia Tablet Zに及びませんが、WEBブラウザを利用したり、動画を観たり、電子書籍を読んだりするにのには十分な内容です。スペックは、10.1インチ1,280××800ピクセル1,920×1,200ピクセルのTFT液晶、Cortex-A9ベースの1.2GHzクアッドコアプロセッサ(HiSilicon K3V2)、RAM 1GB、内蔵ストレージ 8GB、Micro SDカードも利用可能です。カメラは背面に300万画素と前面に130万画素を搭載。通信機能はWi-Fi a/b/g/n(2.4GHz/5GHz帯対応)、Bluetooth v3.0、Wi-Fi Directに対応。バッテリー容量は6,020mAh。本体サイズは257 mm×176 mm×9.9 mm、質量610g。では開封していきます。まずは箱から。箱はdtabデザイン。dtabとご対面。
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同梱品です。同梱品はdtab本体、Micro USBケーブル、電源アダプター、折り畳み式スタンド、取説・保証書などの書類。
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スタンドは他のタブレットでも使えそうです。
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dtabの外装について。バックカバーはアルミ素材で出来ており、側面から背面にかけてカーブしています。持った感触はiPad 3やiPad Retinaモデルに近い感じ。厚さ9.9mm・質量610gと10.1インチタブレットの中では平均的なサイズ。縦横のサイズがNexus 10やXperia Tablet Zよりも小さいので持った場所と重心との距離がそれらよりも若干短いこともあってか、さほど重たいとは感じませんでした。
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背面にはカメラと2つのスピーカーが搭載されています。オーディオはステレオで聴くことができます。
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本体下部には何もなし。
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左側面には3.5mmオーディオジャックとMicro USB端子があります。充電とPC等とのデータ通信はMicro USB経由で行います。
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上部にはMicro SDカードスロットとSIMカードスロットがあります(カバー付き)。dtabに携帯網に接続する機能は搭載されていないので、SIMカードを差し込んでも利用できません。SIMカードスロットはおそらく海外で発売されるMediaPad 10 Link用でしょう。
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右側には電源ボタンとボリュームアップ/ダウンボタンがあります。
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それでは電源を入れます。起動するドコモのロック画面が表示されます。
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ロックを解除するといきなりWi-Fi接続の画面が表示。
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Wi-Fii設定を済ませて戻るボタンを押すと、いつものドコモセットアップメニューが表示されます。初期セットアップ時にdocomo IDを追加しないといけないということはありません。セットアップ時にスキップして後から追加することも可能です。
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セットアップ後、ホーム画面が表示されます。dtabのホーム画面にはdマーケットのおすすめコンテンツが表示され、右側にはdマーケットの各サービスのアプリアイコンが配置されるなど、dマーケットの利用に最適化されています。アプリとしてはドコモ独自のホームアプリ「docomo Pallete UI」にdマーケットのおすすめ情報を表示する「コンテンツヘッドライン」ウィジェットを配置しただけです。ホームアプリをNova Launcher等に変更すれば一般的なAndroidタブレットのような見栄えになります。
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dtabはGoogleアカウントでログインでき、Gogole Playストアも搭載されているので、一般的なAndroidタブレットと同じようにアプリを追加することができます。
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プリインストールアプリ一覧です(ホームアプリをNova Launcherに変更して表示させています)。。
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設定メニュー。「省電力」では、3つの選択肢から動作モードが選べます。デフォルトは「バランス」に設定されています。
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「音設定」。dtabにはバイブレーターが搭載されているので、着信時に振動させることやタッチ操作時に振動させることもできます。
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Dolby Digital Plusは音楽と映画で有効にできます。デフォルトはOFF。通知パネル上のDolbyアイコンから設定を切り替えられます。
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「表示」。「色温度」、「スマートバックライト」、「あざやか表示」などNexusタブレットにはない設定項目があります
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「位置情報」。GPSが搭載されているのでGoogleマップを使って現在地を特定することができます。デジタルコンパスは非搭載なので、例えば、Googleマップでコンパスモードを利用することはできません。
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「キーボード設定」。デフォルトは「FSKAREN for Huawei」が設定されています。
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「タブレット情報」。OSバージョンはAndroid 4.1.2(Jelly Bean)。Huawei型番は「S10-201w」になります。
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ベンチマークテストを実行してみました。1.2GHzクアッドコアCPU・16コアGPU・1GB RAMという内容なので、スコアはまずまず。体感的にはXperia Tablet Sと同等といった印象を受けました。
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