ビートたけしさん襲撃事件で着目したいのは凶器のツルハシ アウトロー独特の本気の襲撃だった

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ビートたけしさん襲撃事件で着目したいのは凶器のツルハシ アウトロー独特の本気の襲撃だった

9月4日、ビートたけしさんの車がTBSを出庫する際、襲われました。日本を代表するタレントでさえも襲撃されるのだなと、戦慄を覚えた方も多いのでないでしょうか。
幸いにもたけしさんには怪我はなく、その後のテレビ番組の収録でも芸人魂を忘れずにいつもの口調で恐怖の車内の模様、「俺、ガラスかぶっちゃったもん」と話していました。このあたりはさすがです。

「襲撃」について考えてみたいと思います。ここでは芸能人が受ける襲撃について、です。

僕が取材した中では元AKB48で現・俳優の川栄李奈さんが握手会の際、カッター付きのこぎりで男に襲われました。また。元欅坂46で現・俳優の平手友梨奈さんも握手会の際、発煙筒のようなものをたかれ被害にありました。アイドルならずとも無抵抗の女性を襲うなど、卑劣としか言いようがありません。

お二人とも、握手会にはその後、当たり前ですが、出る事はありませんでした。ファンの間では犯人に対して「何てことをしていくけれたんだ。せっかくの握手会を。大切なアイドルを」と怒りの声が湧きました。
ただグループ卒業後、2人とも俳優として活躍しているので、ファンもメディアもほっとしている限り。もし、PTSDのようなものが彼女たちを覆っているのなら早く、忘れて欲しいものです。大の男でもこの恐怖は忘れがたいでしょう。

ビートたけしさんにしても同様です。いかに修羅場をくぐったたけしさんであろうと、ツルハシで自車のフロントを叩き割るなど、命の危険を感じてもおかしくありません。後に、容疑者(9月7日現在)は刃物を持参しており、銃刀法でも逮捕されています。

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ここではツルハシという武器について着目しました。もちろん、本来は武器に使用してはいけません。また容疑者は暴力団関係者とも言われており、「さもありなん」と思った次第です。

10年くらい前、ニコニコ生放送では現在、アウトローYouTuberの先駆けとなっていたアウトロー生主(配信者のこと)が散見されました。僕もニコ生で公式番組を配信をしたり自分のチャンネルを持っていたので、参考のため観察している事もありました。

こんな「事件」が起こりました。

あるアウトロー配信者Xが画面でAというアウトロー生主を挑発しました。すると、激怒したAは、Xの自宅に押し掛けたのです。Xは常々、自宅住所を特定厨(場所を特定するスキルの長けた人間)に割られており、本人も開き直っていました。
Xはまさか来るとは思っていなかったのでしょう。暗唱番号付きの玄関をAは叩き割りました。持っていたのはツルハシです。そして玄関のドアを何回も何回もツルハシで叩きます。そのうち警察が来て、騒ぎは収まったのですが「ツルハシ」が妙に引っかかりました。

以前、TABLOのYouTubeでも上げた「極悪」という暴走族に取材した時の事です。1300人のCRS連合という暴走族の集団に約80名の極悪(築地・月島・板橋)が突っ込んでいったのですが、その時も当時参加していた極悪のメンバーからツルハシを持っていったと言う話を聞きました。

ツルハシはアウトローが喧嘩に持って行きやすい道具のようです。そして、それは本気の場合です。
「ツルハシは使うのがコツがいるけど、工事現場に行けば転がっているから」と極悪のメンバーが言っていた記憶があります。

つまり、アウトロー生主も、極悪もツルハシで相手にかちこんでいった際は、本気だったと思う訳です(全員が全員ではないです)。そう思うと、ビートたけしさんの襲撃はアウトローの立場からすれば、実は報道以上に非常に危うかったのではなかったのか、と思う次第です。
アイドルを襲った人間はに日曜大工店で入手しやすいカッターやのこぎりなどを用意しますが、アウトローたちの「襲撃」に対する考えは異なっています。が、残念なに事に今後も著名人への襲撃はなくならないでしょう。

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その為にも警察司法においては、厳罰化を望むものです。判例となるように。(文@久田将義)


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