昔ながらのおいしさに再注目! ヘルシーな万能調味料『煎り酒』はめんつゆの代わりにも使える!? 実際にそうめんを食べてみた!
『煎り酒』は江戸時代まで広く使われていた調味料で、当時あまり普及していなかった醤油の代わりに親しまれていたものなのだとか。そんな『煎り酒』が万能調味料として再注目されている。どんな調味料なのか、早速ご紹介しよう。
「煎り酒(いりざけ)」とは、どんな調味料?
株式会社フンドーダイ(熊本県熊本市)は、熊本県No.1の老舗醤油メーカー。『煎り酒』は「いりざけ」と読む調味料で、室町時代から江戸時代くらいまで使われており、日本の「幻の調味料」とも言われている。現代では知らない人の方が多いだろう。実際に記者も今回おためしするまでその存在を聞いたこともなかった…。
調べてみたところ、『煎り酒』は醤油の普及により姿を消していったのだが、それまでは日本でよく使われていたそう。日本酒に梅干しやカツオ節を入れて煮詰めたもので「ヘルシーな万能調味料」であると、再び熱い注目が集まっている。
『煎り酒』(100ml・希望小売価格 税込540円・発売中)
商品名に「酒」と入っているが、アルコール感はなく、旨みと酸味が効いている。
爽やかな梅の酸味とかつお節の香りが華やか。その美味しさや万能さから再び注目が集まった『煎り酒』は、醤油と同じように様々な料理に使える。
卵かけごはんや刺身などは、さっぱりとしたおいしさに。鰹節が入っているので、めんつゆやかけつゆとしてもおすすめなのだそう。また、梅酢の酸味も効いているのでぽん酢としても使える、まさに万能調味料だ。
夏はさっぱりしたおいしさを! シンプルなそうめんのかけつゆに最高!
夏はやっぱりそうめん! ということで、今回は『煎り酒』を「つけつゆ」として頂いてみることにしよう。
つけつゆの場合は水で希釈して使用する。「煎り酒1:水2」の割合で作ってみた。
そうめんを茹でたら、ザルに取り流水でしっかりと洗って水気を切っておこう。
梅酢が入っているので、爽やかな酸味が夏にぴったり!
鰹節の旨みに加えて昆布の旨みも加えられているので、まろやかで奥深い味わいがおいしい…。だしの旨みがしっかりと感じられるので、料亭のようなおいしさにも感じられる。
記者にとって『煎り酒』は、はじめて知る調味料であったが、これは現代に復活したのが頷けるおいしさだ。他に何も足さなくても、シンプルなままでおいしい。
かけるだけなら、冷奴や焼き魚、カルパッチョなどにも合いそうだ。ローストビーフや豚しゃぶサラダもさっぱりと頂けるだろう。煎り酒をベースにして、アレンジを加えてもおいしさが広がる。オリーブオイルと混ぜ合わせれば、即席ドレッシングにもなる。
日本で親しまれていた昔ながらの万能調味料が現代に蘇る。今だからこそ、だしの旨みがきいたこのおいしさは、様々な調理シーンで活躍すること間違いなし。いつもワンパターンな味になりがち…そんな悩みがある人にも。いつもの料理に「煎り酒」を使ってみて! きっと新たな味の出会いがあるはず。
2021年8月31日に360mlの『料理用 煎り酒』が新登場の予定。(『煎り酒100ml』はパッケージリニューアルの可能性もあるそうだ)
公式オンラインショップや楽天市場で発売中。ぜひチェックしてみて。
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