和歌山のおすすめ「スターバックス」はここ! 図書館併設や紀州材
全国47都道府県すべてに「スターバックス」の店舗はあり、その数は約1,600店舗。現状、東京や大阪、愛知などの大都市に多く、地方には数店舗という状況だ。
近畿の和歌山県にある「スターバックス」は、全部で9店舗。県庁所在地の和歌山市に7店舗、その南の海南市に1店舗、東の岩出市に1店舗ある。和歌山県はかなり広い県だが、観光スポットで有名な高野山や白浜温泉、熊野古道などにはなく、和歌山市周辺に集中している。
和歌山県にあるスターバックスで、最もおすすめなのが「海南nobinos店」だ。2020年6月1日にオープン。海南市の交流施設「nobinos」内にあり、まるで図書館にスターバックスが併設しているように出店する。
図書館とオープンスペースで、本を眺めながらのんびり過ごせる。テーブル席とカウンター席、ソファ席、円テーブルの席もあり、靴を脱いで利用できる子ども用スペースまである。駐車場は2時間無料。
次に紹介するのは、「TSUTAYA 和歌山高松店」で、最近多い蔦屋書店とのコラボレーションした店舗かと思いきや、ここはちょっと違う。
上の看板をよく見ると「TSUTAYA WAY」とある。確かにTSUTAYAのロゴがあるが、何となく違うように見える。そう、このTSUTAYAは「オー・エンターテイメント」という大阪が本社の会社が経営する。いわば、フランチャイズに近い形態と考えられる。
店内に入ると、レンタルDVD・CD店、スーパー「オークワ」と一緒に、スターバックスもある。レンタルしたり購入したりした本を読みながらコーヒーとともにくつろげる場所も。蔦屋書店とコラボレーションしたスタイリッシュでおしゃれな他のスターバックスとは異なり、なんとなく「生活感」が漂う。良い言葉で言えば、リラックスして利用できるわけだが。
「和歌山昭和通り店」は、市内の中心部からやや外れた住宅地にあるドライブスルー併設店。そのため、ドライブスルーの利用者はとても多いうえ、店内は近所の住民や学生でよく混んでいて、いつも賑やか。
ちなみに、店内には和歌山の名産「みかん」の木が一部使われているほか、店外には梅やみかんの木が植林されているとのこと。ぜひチェックを。
「和歌山岩出店」は、岩出市唯一のスターバックスで、幹線道路である国道24号沿いにある。ドライブスルー併設店だが、ここは駐車場もドライブスルーのレーンもとても広い。
店内の壁に「紀州材」の焼杉が使われ、木の温もりを感じながら過ごせる店舗。車がないとなかなかアクセスが難しいが、ここまで来ると土地柄のんびりしている。
全国のスターバックスの中に、病院内店舗がいくつかある。その1つが、「和歌山県立医科大学付属病院店」だ。患者や見舞客だけでなく、誰でも利用できるものの、病院の入館時間に注意。
病院内の一角のスペースにスターバックスがある。少ないながらも、イートインのスペースもあるものの、けっこう狭い。ここはテイクアウトするのが正解。ドリンクやサービスなどは一般の店舗と同じで、グッズやコーヒー豆なども売られている。病院の駐車場(有料)が利用できる。
ちなみに、和歌山県の1号店は、和歌山市郊外にある「和歌山パームシティ店」で、2003年オープン。しかしその店舗は2011年ごろに閉店移転し、現在のドライブスルー併設店が営業中だ。
スターバックス コーヒー ジャパン
https://www.starbucks.co.jp/
(Written by トラコ)
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