ロールスクリーンのメリット・デメリットは?選び方も解説!
部屋をスッキリと見せる効果があるロールスクリーン。カーテンほど馴染みのないロールスクリーンですが、ご家庭に取り付けるときのメリット・デメリットと併せて、ロールスクリーンの賢い取り入れ方も解説します。
ロールスクリーンとはどういうもの?
ロールスクリーンのメリット・デメリットを知る前に、どういう作りなのかを知っておきましょう。ロールスクリーンとは別名でロールカーテンとも呼ばれ、一枚の布状のスクリーンをコードで巻きつける仕組みとなっています。
ロールスクリーンには主に3種類があり、プルコードタイプとチェーンタイプ、ワンタッチチェーンタイプに分かれます。
・プルコードタイプ
下にある棒にプルコードという紐が付いているのが、こちらのタイプです。スクリーンを下げる時はこのプルコードを引っ張ります。反対に上げたい時にはプルコードを少し引くと、スルスルと自動的にスクリーンが巻き付けられます。
・チェーンタイプ
こちらのタイプは、スクリーンの側面にチェーンが輪っかのようにぶら下がっています。そのチェーンの手前側か奥側を下に引くとスクリーンが下がり、反対側を引くと上がる仕組みです。
・ワンタッチチェーンタイプ
プルコードとチェーンを組み合わせたのが、ワンタッチチェーンタイプです。チェーンを引くとスクリーンが下がります。上げたい時は軽く引くと、プルコードタイプのように自動的に上に巻かれていきます。
ロールスクリーンのメリットは?
ロールスクリーンにはいくつかのメリットがあります。
・お部屋がスッキリとした見た目になる
ロールスクリーンは一枚の布生地になっているので、全部閉めてもフラットで見た目はとてもスッキリとします。お部屋のインテリアをスタイリッシュに見せたいときに最適です。
反対に全開にすると約10cmにコンパクト収納できるので、やはり圧迫感がありません。窓が全部見えるのも開放感があっていいですね。
・インテリアに馴染みやすい
ロールスクリーンの中にはイラストを取り入れたタイプもあり、デザイン性が高くおしゃれです。花柄や北欧風など、インテリアに合わせて選べるのもメリットと言えます。
・間仕切りに使える
ロールスクリーンは天井に取り付けることができるため、間仕切りとしても使えます。また、洗濯機など来客があった時に見せたくない部分の目隠しもできるので、非常に便利です。
・日光を下側から取り入れできる
ロールスクリーンは上下に動かして、途中で止めることができます。そのため、西日が眩しい時に適度な位置に巻き取ることで、日光が窓の半分ほどから差し込みます。
ロールスクリーンのデメリットとは?
ロールスクリーンは、メリットがある反面でデメリットも存在します。
・光を遮る機能はあまりない
ロールスクリーンを取り付けると、両側に隙間ができてしまいます。その隙間から光が入ってくるので、カーテンよりは光を遮ることはできません。また、巻き取るためにある程度までの厚さにしかできず、厚手の布生地にはならないので、シルエットが浮き出ることもあります。
・遮音性と断熱性も劣る
上記のようにロールスクリーンは隙間ができたり、生地が薄かったりするため、音が漏れる傾向にあります。熱気や冷気も流れやすい特徴もあり、断熱性も劣ります。
・洗濯をするのに手間がかかる
基本的にロールスクリーンは洗濯には適していません。洗濯に対応しているスクリーンもありますが、スクリーンとセットバーを取り外すのが手間となり、洗濯に時間がかかります。
・風にあおられると騒音がする
ロールスクリーンには下部にウェイトバーが取り付けられています。窓を開けていると、そのウェイトバーが風に吹かれて窓枠に当たることがあります。静かに集中したい時は、窓枠に当たるカチカチという音がうるさく感じると辛いものです。
ロールスクリーンの上手な選び方
ロールスクリーンを購入して後悔しないように、事前に上手な選び方について確認しておく必要があります。
ポイントはロールスクリーンの生地の特徴を押さえ、取り付け場所や生活スタイルに応じて使い分けることです。生地は主に、遮光性のあるものと非遮光性のもの、防炎タイプやウォッシャブルなどがあります。
例えば寝室に取り付ける場合には遮光性がある方が望ましく、購入前に光に透かして確認しましょう。また、子供がいる家庭などでロールスクリーンを清潔に保ちたい場合には、ウォッシャブルで洗濯できると使い勝手が良いです。
先述したようにロールスクリーンの操作方法についても違いあるので、取り付ける場所を考慮して選びます。出窓など小さいサイズの窓にはプルコードタイプやワンタッチチェーンタイプが適しています。
反対に掃き出し窓などの大型の窓にはプルコードタイプは合わず、チェーンタイプが適しています。
おわりに
ロールスクリーンはデザイン性が高いので、インテリアにこだわりたい時には必須のアイテムになります。他にも目隠しや間仕切りとしても使えるので、メリット・デメリットを考慮の上、自分の生活スタイルに合ったタイプを探してみてはいかがでしょうか。
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