大谷投手の笑顔対応はアンガーマネージメントの手本 理不尽な職質には大谷投手の笑顔を思い出しましょう

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大谷投手の笑顔対応はアンガーマネージメントの手本 理不尽な職質には大谷投手の笑顔を思い出しましょう

MLB(メジャーリーグベースボール)では粘着性物質検査が、話題を呼んでいます。帽子の裏などに粘着質の物質を隠して、変化球をより曲がるようにしているのではないかと、審判団が抜き打ちにグラウンド内で、チェックするのです。
やられた方は決して、良い気持ちではなく、現にサイヤング賞・シャーザー投手はベルトを緩め、ズボンを脱ごうとする抵抗ぶり。分からないでもありません。日本が生んだ歴代最強と言われるダルビッシュ有投手でさえも受けました。これを見て「職質と似ているな」と思いました。

1・いきなり声をかけられる
2・不審物(粘着性物質)を持っているのか任意で調べられる
3・大勢の目にさらされる

1~3をやられれば、野球選手は「俺が不正をしている訳がないだろう」と怒りを覚えるでしょう。

同じく、我々も例えば道を歩いていていきなり、「ご協力いいですか」と言われ、任意とは言え結局、全身を調べられます。何もないと余計に怒りを覚えるものです。YouTubeではそういった動画が数々アップされています。

僕の経験で言ったら車のトランク、財布の中身まで隅々まで調べられました。当時は、若かったので気が短く、思いっきり抵抗していたらパトカーがもう一台くる騒ぎになり、結局一時間くらい拘束されました。

2年くらい前に新宿・歌舞伎町を運転していたら新宿署の自動車警ら隊のパトカーとすれ違い、乗っていた警官と目が合いました。後ろから、「はいそこの●●ナンバー停まってください」と言われ、任意で調べられました。そこは愛想よくはしないものの、従いました。
ある好奇心が湧き、「後学のため伺いたいのですが、何で僕を停めたのですか」と僕の財布の中身を調べている警察官に聴きました。
「いや。貴方は、その」それから目を見て「そちらの人間でしょ」。と、ベテラン風でゴツイ体型の警察官。

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僕「そちらとは?」

警官「組織の人間でしょ」

僕「は? 違いますよ。そう見えます? 因みにどこらあたりでそう判断しました?」

警官「目つきとか。全体的な雰囲気ですね」

僕「違いますけど。普通に働いていますが」

警官「ああ、今はね」

僕「(苦笑)今もですし、一度もそっちの世界に入って事ないです」

要するに僕をヤクザか周辺者と間違えたと言う事なのですが、ここで怒っても良いのですが、実はあまりこういう時に抵抗するのは、そういう動画をあげるカン違いYouTuberっぽくて最近はカッコ悪いと思っていまして、普通に応じました。

で、よく聞いてみるとその警察官はかつて、僕が編集長を務めていた『実話ナックルズ』の巻頭カラーに出た事があるのでした。警官がサラリーマンの喧嘩を停めている様子でしたが、「ヤクザより怖い警察官」というようなタイトルを付けたのを覚えていました。更に、その写真を撮影したカメラマン権徹氏が共通の知り合いというのが分かり、にこやかに別れました。が、これはレアケースでしょう。通常の人はこうはいきません。不愉快な思いをするでしょう。

実際、刑事警察が交通警察の職質に遭った事があり、「うるせ!」と怒鳴ったりもしています。警察が警察に怒っているのです。ですから理不尽な職質には怒って良いと言えば良いのです。が、それは警察官だったからなせる業。一般の人は真似しない方が良いと思います。

そこで、大谷翔平投手です。

前記したように粘着性物質チェックは職質とかなり似ています。大谷投手は検査に笑顔で応え「神対応」と報道されました。これは我々が生活する上で、大変勉強になる事です。彼は生まれもって、アンガーマネージメントが出来ているのだと思います。人間だから喜怒哀楽があって当たり前です。個人的には「怒る事」は喜怒哀楽の中で最も、要らない機能だと思っています。怒ってもロクな事がありません。エネルギーを使い疲れますし、対人関係がぎくしゃくしますし。怒ってもいい場面を判断してから怒りたいものです。

大谷投手の笑顔は、警官の職質にも応用できます。YouTubeで散見される抵抗する「自分カッコ良い」的動画は大谷投手と比較するとチャイルディッシュ。たまに再生回数を稼ぎたいだけに自ら、職質かけられに行っている人もいます。

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怒りたい時にこそ、大谷投手の笑顔を真似したいものです。アンガーマネージメントは「数秒数える」といった事が言われていますが、

もう一つ「怒りたい時には(大谷投手の真似で)笑顔」。

これが有効なような気がします。結果、自分の社会的評価を周囲の評価を上げる事になれば、こちらの方が得な生き方だと思います。(文@久田将義)


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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。

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