トマトステーキの簡単レシピ!中はトロっと外はカリっと香ばしい
汁がにじみ出て水っぽくなるなど、仕上げ方が難しいトマトステーキ。そこで、中はトロっと、外はカリっとした食感に仕上がるトマトステーキのレシピを、料理教室の主宰や料理本の執筆を手掛けるなど、幅広く活躍する冷水希三子さんに教えていただきました。
トマトステーキ
旨みを閉じ込めて、中をトロっと焼きあげたトマトステーキです。
材料(2人分)
トマト:2個
強力粉(薄力粉でもOK):適量
オリーブオイル:大さじ1
塩:適量
ハーブ:イタリアンパセリなどお好みで
作り方
トマトをよく洗い(ヘタの周りは特に丁寧に洗う。ヘタを切り取ると汁が出るため、ヘタはそのまま残して調理する)、横半分に切る。
トマトステーキに合ったトマトの選び方
トマトは青い部分のない、完熟で固めのものを選びましょう。下の画像左のトマトように、お尻に放射線状に筋ができているものが、甘く熟しています。
トマトの切り口に強力粉を付ける(付ける量は、下の画像を参考)。
おいしく作るコツ
強力粉を付けることで、表面をカリっと焼きつつ、旨みを逃さず閉じ込めます。
フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、粉の付いたトマトの切り口を下にして入れ、強火で一気に焼く。2~3分して焼き目がついたらひっくり返す(焼き目の目安は下の画像を参考)。
おいしく作るコツ
・強火でさっと焼き固めると、汁がにじみ出ずにカリっと仕上がります。
・フルーツトマトなど水分が少ない品種で作る場合は、1~2分で焼き目が付きます。
弱火にして3~5分ほど焼く。
おいしく作るコツ
皮があるので、弱火でも汁が出ずに焼けます。ゆっくりと火を入れることで中がトロっとやわらかくなります。
お皿に盛り、塩を振って好みでハーブを散らす。
おいしく作るコツ
・焼きあがってから塩で調味します。最初に塩を振ってしまうと、汁が出てきてうまく焼けなくなります。
・お好みで、アジアンソース(ナンプラー小さじ1、ライム汁小さじ1、砂糖小さじ1/2、唐辛子少々を混ぜたもの)をかけてもおいしくいただけます。
最後に
カリっと仕上がったトマトステーキを味わってください。
冷水希三子/Kimiko Hiyamizu
料理家/フードコーディネーター/料理教室主宰
レストラン、カフェでの勤務を経て、フードコーディネーターとして独立。季節の味や素材を大切にしながら、雑誌や広告などを中心に活躍。著書に『さっと煮サラダ』、『スープとパン』(いずれもグラフィック社)、『ハーブのサラダ』(アノニマ・スタジオ)など。
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[トマト]おいしいトマトの見分け方と、保存のコツ
トマトには大きく分けて2種類あり、果皮が赤い品種の「赤系」、果皮が透明な品種の「ピンク系」に区別されます。現在は品種改良が進み、あまり区別はなくなっています。鮮やかな赤い色の正体は「リコピン」で、カロテノイドの一種です。
最終更新:2024.05.13
文・写真:冷水希三子
監修:冷水希三子、カゴメ
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