『サンデー毎日』コラムが文章力低すぎと注目される
文章力が低すぎるとして、『Yahoo! ニュース』で公開された記事が『Twitter』『2ちゃんねる』などで話題になっているのは、3月6日に『サンデー毎日』から配信された『居所不明の小中学生千人と「親」』と題するコラム。書いたのは同誌の元編集長にして毎日新聞客員編集委員、岩見隆夫氏だ。
岩見氏は居所不明の児童が増えている問題の背景に親子間の不信があるとし、その中で二つの逸話を紹介。ところが、それぞれ個別に読めばそれなりに含蓄のあるだろう寓話が、はじめに挙げた問題提起と今一つマッチしていない。執筆するうちに話題の着地点がわからなくなったのか、これと言った論拠もないのに女性グループが食事や旅行に興じる世相を批判したかと思えば、文末になんの前触れもなく「<今週のひと言>おごるなよ、自民党。」という1文で締めるという自由すぎるライティングスタイルを披露している。
これに対し『Twitter』では「ドライブ感ありすぎる展開にコーヒー噴いた」「脈絡がないというか、何の話してるのか全くわからん。いや、多分、何の話もしていない」「老害だなぁ女は家庭にいろってか……と流し読みしてたら、最後の一文で脳ミソがとろけた」「これは伝説に残るレベル」「よく名前明かしてこんなクソブログみたいな文章公開できるな……」「こんなので飯食ってる大人がいるんですか」などさんざんに文章力を酷評する声があがった。
一言断っておくが、『サンデー毎日』はそこらのゴシップ雑誌などとは違い、毎日新聞社が発行する日本で有数の歴史を誇る“総合週刊誌”。すべての記事がこんな水準というわけではない。普段は厳正な校正をこころがけているであろう編集部でも「こんなクズコラム書いたの誰だ!? えっ……元・編集長? なら仕方ないな……」みたいな悲しいやりとりがあったのではないかと想像してしまう。
<サンデー時評>居所不明の小中学生千人と「親」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130306-00000000-sundaym-pol&p=1
※画像は『Twitter』、『サンデー毎日オフィシャルホームページ』から引用いたしました。
※この記事はガジェ通ウェブライターの「中将タカノリ」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
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