ミドル世代の3人に1人が「ネットトラブルの経験あり」 ジェイコム少額短期保険が「ネットトラブルに関する実態調査」の結果を発表

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インターネット上のトラブルに備える「ネットあんしん保険」を販売するジェイコム少額短期保険は、同社が実施した「ネットトラブルに関する実態調査」の結果を発表。回答者の3人に1人が「ネットトラブルの経験がある」、約9割がネットトラブルを「身近なこと」と認識している反面、ネットトラブルを不安に感じながらもその半数以上が特に対策をとっていないことが明らかになりました。

「あなたのまわりで、インターネットトラブルにあった方はいますか」という設問に、「ご自身」(33.9%)と「周りの方々」(31.2%)がそれぞれ3割強、「ご両親」(21.6%)、「お子さま」(22.3%)も5人に1人がトラブル経験ありと回答しています。

「あなたが知っているネットトラブル」について聞いたところ、1位「ワンクリック詐欺やウイルスによる不当請求」(61.8%)、2位「コンピューターウイルスに感染」(61.4%)がいずれも6割と高い水準にありました。一方、「あなたが経験したネットトラブル」でも「ワンクリック詐欺やウイルスによる不当請求」(9.1%)が2位、「コンピューターウイルスに感染」(8.5%)が3位と上位に入り、トラブルの存在は知りながらも、実際に被害にあってしまう人がいることが分かります。

「あなたは“インターネットトラブル”と聞き、どのように感じますか?」という問いには87.9%が「身近なことだと感じる」と回答。「近年のインターネットトラブルに関するニュース(誹謗中傷・誘拐等の事件)を見て、どのように感じますか」との設問には、88.4%が「不安に感じる」と回答しています。一方で、不安を感じると回答した中には「不安を感じるので、何か対策をしたいが何をしたらいいかわからない」(40.1%)、「不安は感じるが、特に対策する必要はないと思う」(9.4%)と、約半数が対策をとっていないことが明らかに。

調査リリースでは、ブラックフライデーやサイバーマンデー、クリスマス、初売り、バーゲン、旧正月とイベントや休みが集中する年末年始は、ネット上の犯罪やトラブルが増加するとして、怪しいメールやSNSのメッセージ、破格値をうたうサイトは無視するのが鉄則としています。

ITジャーナリストの井上トシユキ氏は、最近の解析ソフトではIDやパスワードが数字や小文字だけの場合、8文字なら5秒で突き止められるとして、「マルウェアなどネット上の悪意との闘いは、終わりのないイタチごっこである」と警鐘を鳴らしています。家族をネットの悪意から守る方法として、デジタルネイティブの子供世代には、親が知ったかぶりをして頭ごなしに指導するのではなく、同じ目線で対話しながらお互いにネットのリテラシーについて理解を深めるべきとアドバイス。ネットやモバイル機器に興味はあっても操作がわからないリタイア世代、シルバー世代には、面倒くさがらずに時間をつくり、一緒に調べたり操作しながら、ゆっくりでも確実に操作を覚えてもらうことを提案しています。

ジェイコム少額短期保険が販売するネットあんしん保険は、インターネットを通じて他人との間に発生したトラブルの対応・解決のために必要な弁護士費用及び賠償責任、またスマートフォンやPCに保存されたデータが消失または損傷した際の復旧費用を補償する保険。調査は「小学校高学年~中学生の子供がいる、子供がスマートフォンを保有もしくは保有予定」「両親が存命でインターネット利用あり」「子供および両親のインターネット利用頻度が週1回以上」という条件を満たす30~40代の男女544名を対象に、2020年11月2日から4日にかけてインターネット上で実施しています。

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