コロナの影響で閉館となった旭川の「雪の美術館」・・・再開に向け、同館の魅力を伝えるツイートが話題に!
新型コロナウイルスの影響で、観光業や外食産業、イベント業などをはじめとした多くの業界が計り知れない打撃を受けました。
北海道旭川市にある「雪の美術館」もそのひとつ。しかし、美術館の魅力が広まれば再開の可能性があるとして、同館の魅力を伝えるツイートが大きな話題となっています!
魅力を広めることにご協力ください
「雪の美術館」は、雪の結晶をテーマにしたミュージアム。「アナと雪の女王」の雰囲気によく似ていると話題になったこともあり、館内には同作品に出てくるシーンを彷彿とさせる箇所がたくさんあります。
そんな「雪の美術館」の魅力を伝えようと立ち上がったのが気象専門家の荒木健太郎(@arakencloud)さん。同館で撮影された多数の写真を投稿しています。
お願いです,雪の美術館の魅力を広めることにご協力ください.コロナの影響で今年6月末に閉館となった旭川の雪の美術館に特別許可を得て資料調査に来ました.館内の結婚式場は圧巻,雪の貴重な資料も多くあります.美術館の魅力が広まれば再開の可能性が高まるとのこと.どうぞよろしくお願いします
pic.twitter.com/vQIKopuJ6E— 荒木健太郎 (@arakencloud) November 8, 2020
ステンドグラス状に展示された雪の結晶といい、氷の世界といった感じの廊下といい、神秘的で素敵な空間ですよね。こんなに素敵な施設が閉館してしまったのかと思うと残念でなりません。
雪の世界を体感できる演出など見どころ満載
同館の魅力を様々な角度から伝えるため、荒木さんのツイートは続きます。
雪の美術館といえば,スノークリスタルミュージアム
顕微鏡撮影した約200枚の雪の結晶を天井から壁一面にステンドグラス状に展示されています.ただただ美しく,自然の芸術作品に包まれた空間を旅することができます. pic.twitter.com/uOShvRioKi— 荒木健太郎 (@arakencloud) November 8, 2020
雪の美術館内のスノークリスタルミュージアムを動画で撮影しました
アナと雪の女王の世界に入り込んだかのような感動すら覚える,本当に素敵な雪の空間です. pic.twitter.com/ZiOaxKdQFP— 荒木健太郎 (@arakencloud) November 8, 2020
雪の美術館内にはスノーブライダルができる結婚式場があります.野外音楽堂をコンセプトに天井は「北の空」という巨大な油絵になっており,まさに寒気流入時の冬の空が忠実に描かれています.本当に本当に圧巻です. pic.twitter.com/xMFZ44a77N
— 荒木健太郎 (@arakencloud) November 8, 2020
スノーブライダルができる雪の美術館内の結婚式場では,プロジェクションマッピングで雪の物語の世界を体感することができます
美術館関係者から開館していた頃の映像を提供していただきました.幻想的な雪の世界に思わず言葉を失って見惚れてしまいます.ただただ素敵すぎる. pic.twitter.com/Z2ntsdr4Ks— 荒木健太郎 (@arakencloud) November 8, 2020
雪の美術館内は雪や霜の造形を徹底的に再現していて,ありとあらゆる箇所で物理的にも正しく,かつ美しい雪の結晶のデザインが溢れています
真面目に数えたらとんでもない数になりそうな雪のデザインにはここでしか出会うことができません. pic.twitter.com/LY3PLBDTcB— 荒木健太郎 (@arakencloud) November 8, 2020
雪の美術館で出会える雪の結晶のデザインが豊富すぎて,息をするのも忘れて見惚れてしまう程度に最高の雪空間になってるんです
pic.twitter.com/mkscoAQsAB— 荒木健太郎 (@arakencloud) November 8, 2020
雪の美術館の資料調査として建設前に作られた設計図も見つけることができました
緻密に計算された建築美は本当に本当に素晴らしいです. pic.twitter.com/e4EfM62v6m— 荒木健太郎 (@arakencloud) November 8, 2020
雪の美術館内には、スノーブライダルができる結婚式場があるとのこと。天井にある「北の空」という巨大な油絵も圧巻ですし、こんな場所で挙げる結婚式は一生の想い出になりますね。
プロジェクションマッピングの映像も本当に素敵で感動してしまいます。動画でもこれだけ魅了されてしまうので、実際に体感した時の感動を想像するとたまりません。
また、ありとあらゆる箇所に雪の結晶のデザインが施されていて、どこもかしこも息を呑んで見惚れてしまうような美しさです。
雪の資料に心が震えた
館内には、価値ある資料がたくさん展示されています。荒木さんは「古くから研究されてきた雪の資料に心が震えてしまいました」と、資料を目にした時の感動を語っています。
雪の美術館に展示されている資料も極めて価値が高いものばかりです.下総国古河藩の藩主・土井利位が著した1832年刊行の雪の結晶の観察書である雪華図説や,江戸時代後期に作成された北越雪譜など,古くから研究されてきた雪の資料に心が震えてしまいました
pic.twitter.com/EfcN6zMuNo— 荒木健太郎 (@arakencloud) November 8, 2020
雪の美術館では雪にまつわる浮世絵や絵画のギャラリーも用意されていて,極めて豊富な雪の作品も所蔵されています
こんなにも価値のある作品が眠っている美術館は他にはないです. pic.twitter.com/rN8wB5AYah— 荒木健太郎 (@arakencloud) November 8, 2020
雪の美術館でこれまで展示などされなかった,本当に貴重な資料にも出会うことができました.雪の美術館のきっかけとなった北海道大学の小林禎作先生の撮影された雪の結晶のフィルムやステンドグラス,人工雪装置など,科学的に極めて重要な意味を持つ資料がめちゃくちゃ豊富でした.すごすぎる. pic.twitter.com/rfFfRW4wKR
— 荒木健太郎 (@arakencloud) November 8, 2020
雪の美術館はとにかく雪の造形美を楽しめる唯一の場所です.スノークリスタルミュージアムに六角形の螺旋階段,氷の回廊,スノーブライダルのできる結婚式場,すべてが美しく雪の自然科学を体感して学べます.雪の美術館の再開に向けて,ぜひこの魅力を広げることにご協力いただければ幸いです
pic.twitter.com/tWlGt4H97F— 荒木健太郎 (@arakencloud) November 8, 2020
そのすべてが美しく、雪の自然科学を体感して学べるという「雪の美術館」。これだけの美術館が眠ってしまっていると思うと歯がゆいばかりです。
無くしてはいけない場所
荒木さんの一連の投稿には、「無くしてはいけない場所」という声のほか、同館で行われていたコンサートをお手伝いされていた方の声、営業再会を願う声などが寄せられていました。
写真を拝見した限りでは、美術館としても素晴らしいですし、イベント会場の活用もまだまだできると思います。ちらと出てきてたアナ雪とコラボでもできたら、すごい素敵です。いっそ、宿泊施設とかを併設して雪の中ですごす贅沢時間とかできないでしょうか…。ほんと素敵。
— はちままっこ (@hachimamakko) November 8, 2020
雪の美術館の素晴らしさ
プロジェクションマッピング!そこにあるピアノ
レストランの道具、旭川唯一の産業ユーカラ織!
ここは、旭川は無くしてはいけない場所です。— 笛吹き (@huehuki2020) November 8, 2020
以前、古楽のコンサートのお手伝いをしていました。響きがすばらしいのです。もちろん雰囲気も
— 池田香代子 「100人村 お金篇」 (@ikeda_kayoko) November 8, 2020
とても綺麗な美術館ですよね!「旭川1日フリー切符。旭川動物園、美術館の料金込み、近隣の飲食店10%OFF」などセットになってるプランを提案できたりしたら知名度上がりそうですね!旭川=動物園のイメージが強すぎて。旅行者は時間も限られてるし目がいかないだけかもです…広がりますように
— ピ
(@sppppikapika) November 8, 2020
荒木さんの一連の投稿により、「雪の美術館」の魅力がよく伝わってきます。このままなくなってしまうことは、北海道の貴重な文化の損失だと思います。同館の魅力を、ご家族や友人、知人にぜひ広めていただければと思います!
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出典:Twitter(@arakencloud)
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