ズボラさんにおすすめ!食器用洗剤を使った換気扇の掃除方法
気軽にできる掃除方法を発信しているひまおさん(@himao_home)。今回は食器洗い洗剤を使った、キッチンの換気扇の掃除方法を教えていただきました。ちょっと換気扇の掃除をサボった時でもキレイになる方法ですよ。
ひまおさん(@himao_home)
気軽に楽しくできるお掃除法をSNSで発信。
インスタグラム▶︎https://www.instagram.com/himao_home/
キッチンの換気扇のお手軽掃除方法
キッチンの中でも掃除が大変な場所が換気扇ですよね。料理をするたびに汚れるとはわかっていても、油汚れにホコリがついて、掃除が大変だと思うと放置してしまいがちです。
そこで今回、ひまおさんに、簡単にキレイになる換気扇掃除の方法を教えていただきました。
実は、換気扇を掃除するときに換気扇のファンや金属フィルターを漬けおき洗いをすると、楽に掃除を済ませることができます。使う洗剤は、特別なものではなく、ご家庭にある食器洗い洗剤(中性)です。
ひまおさんの方法を参考にすると、面倒くさいと感じていた換気扇掃除が楽になりますよ!
換気扇の掃除には中性洗剤がおすすめ
キッチンの換気扇は、油汚れやホコリが固まり、ギトギトして落ちにくいですよね。つい特別な洗剤が必要な気がしますが、基本的に中性洗剤でキレイになります。
でも「中性洗剤だと、古い歯ブラシなどでこすり洗いしないと全然落ちない(だから換気扇掃除が嫌い)」と感じている人も多いのではないでしょうか。
中性洗剤を使うときは、換気扇を漬けおきすることでキレイになります。洗剤をお湯に溶かして漬けおきしている間に、換気扇フードの掃除をしましょう。
油汚れにはアルカリ性の洗剤が向いているのですが、換気扇の取扱説明書を見ると、中性洗剤の使用を推奨していることがあります。
換気扇の材質によっては、アルカリ性の洗剤を使うとファンの部分やフィルター部分などの塗装が剥がれたり、剥がれたところから金属が傷んだりするからです。
アルカリ性の洗剤を使うときは、キッチンの材質や取扱説明書をまず確認してください。
換気扇掃除の手順
ひまおさんは月1回のペースで換気扇掃除をしています。フィルターを貼っているので、月1回の掃除だとそこまで汚れていないそうですが、汚れを溜める前に掃除をすることで1回の負担を少なくしているそうです。
月1回もできない…という方のために、換気扇が汚れている時のお手軽な掃除方法をお伺いしました。ただ汚れがこびりつくと、落とすのは大変なので定期的にファンまでしっかり掃除するのがおすすめです。
1. 換気扇につけていた汚れを吸着するフィルターを外します。
2.シロッコファンやネジなど外せるものはすべて外します。外したシロッコファンやネジはなくさないようにビニール袋に入れ、そこにぬるめのお湯を入れます。ひまおさんはお湯の温度を40度程度にしました。
お湯に食器洗い洗剤(中性)を入れて漬けておきます。全体を覆えるサイズが必要なので、スーパーの袋やゴミ袋がおすすめです。ビニール袋は二重にすると破れにくいですよ。
お湯を入れた時に袋が広がってしまう場合は、バケツや段ボールの中に袋を入れてからお湯を溜めるとビニール袋が広がりません。
浸けおき洗いをすることで、換気扇についていた油汚れが浮いてきます。しばらく掃除をしていない換気扇なら2〜3時間置いておきましょう。
換気扇に金属フィルターがついている場合も、袋に入れて浸けおきすると網目の汚れが浮きやすくなるので、やってみてくださいね。
3.浸けている間に、換気扇の拭き掃除をします。ひまおさんが拭き掃除に使っているのは『白いなまはげ』です。整流板に洗剤をかけて拭いていきます。
4.換気扇の本体も『白いなまはげ』で掃除します。洗剤や油汚れが垂れてきそうな時は、コンロの上に新聞紙などを引いて、汚れないようにしてください。
中の見えづらいところは油汚れが固まっていることがあるので、よく拭いてください。
5.換気扇のフードの周りも油のついたホコリが溜まるので、しっかりと拭きます。
6.シロッコファンをお湯から出し、洗剤をすすぎます。汚れが残っている場合はスポンジや古い歯ブラシ、ハケなどを使って優しくこすりましょう。
洗い終わったら、部品の水気を拭いて、元に戻します。最後にフィルターを貼ったら掃除は終わります。
ひまおさんによると、フィルターを貼っておくと月1度の掃除なら、シロッコファンを浸けおきしなくても、スポンジと中性洗剤でこするくらいでも十分キレイになるそうです。
フィルターは磁石でつけるタイプもありますが、シールタイプのフィルターなら取り付けが簡単です。
おわりに
換気扇の掃除は気が重いことが多いのですが、ひまおさんの浸けおき洗いなら簡単にできそうですね。汚れを溜めないうちに定期的に掃除することで、換気扇掃除の負担を減らしましょう。掃除が苦手な人は、ぜひひまおさんのお手軽でキレイになる浸けおき洗いを参考にしてください。
おすすめ記事
「Pacoma」はホームセンター系のフリーペーパーに出自を持つ、「暮らしの冒険」がテーマのライフスタイル系Webマガジン。ノウハウ記事からタレントの取材記事まで「暮らしを楽しむためのアイデア」をテーマに日々発信しています。
ウェブサイト: http://pacoma.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。