【Car as Art !】メルセデス・ベンツ GLE 450 4MATIC Sports

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【Car as Art !】メルセデス・ベンツ GLE 450 4MATIC Sports メルセデス・ベンツGLE

プレミアムSUVの先駆的存在GLEが7人乗り3列シートで新たに登場

GLEはいわゆるプレミアムSUVの先駆的存在である。1998年にMクラスとして登場し、2015年にGLEへとモデル名を変更。この新型で4世代目となる。

国内仕様のラインナップは3種類。GLE初の4気筒ディーゼルエンジンを搭載した「300d 4MATIC」、直列6気筒ディーゼル搭載の「400d 4MATIC スポーツ」、そして今回試乗した最上級グレードが直列6気筒ガソリンエンジンと48V電気システム、そしてISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を搭載した「450 4MATIC スポーツ」だ。

新型のハイライトは3列シートを採用した7人乗り仕様になったこと。本国では5人乗り仕様もあるようだが、日本では7人乗りが標準となる。

いま世界的に7人乗りSUVの需要が高まっているようで、メルセデスはコンパクトなGLB、ミッドサイズのGLE、そしてラージサイズのGLSと、3列シートSUVのラインナップを拡充している。

そんな3列シートSUVの中核であるGLE。そのインテリアは、12.3インチの液晶メーターと12.3インチのセンターディスプレイが一連のものとして配置された最新のもの。「ハイ、メルセデス」でお馴染みの対話型インフォテイメントシステムMBUXを搭載する。

そして、先代比でホイールベースを80mm延長したことで、居住性を改善し3列仕様を実現している。2列目シートは世界初という6ウェイのパワーシートで、背面の角度調整はもちろん、約100mmの前後スライドも可能としている。

3列目に乗り込む際に2列目のシートバックを前方に倒すのも電動式になっている。がっしりとした作りで重いシートゆえ、女性や子供でも操作しやすい配慮だ。

3列目シートは2列目シートと融通しあえば、約180cmの大人でも普通に座れる広さが確保されている。

メルセデス・ベンツGLE メルセデス・ベンツGLE

ISGがもたらすSUVの新たなドライビングフィール

Sクラス譲りの3 L直6ガソリン+ISGのスムーズさは、GLEでももちろん健在だ

わずか1600回転から500N・mものトルクを発揮するだけあって、力強く加速しそのまま直6らしく高回転域まで軽く吹け上がる。

このエンジンに組み合わせるトランスミッションは9速ATで、450 4MATIC スポーツには電子制御多板クラッチ式で前後100~0%から0~100%の範囲でトルク配分を行う新開発の4MATICを搭載。

このパワートレインが出色の出来といえる。

足回りはエアサスペンションを標準装備しており、コンフォートモードからスポーツモードへ切り替えても過度に固くなることはなく、ハーシュネスもうまく抑えられている。

また、このエアサス仕様は荷物の積み降ろしをする際にラゲージルームにあるスイッチで車高を約40mm下げることも可能だ。

ハンドリングも大柄なSUVだけにアジリティを強調したものではない。だが、かといってダルな印象もない。メルセデスらしく素直に正確に操舵に対して反応する。

安全運転支援システムもSクラス譲りの充実ぶり。全方位での正常進化を遂げている。

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文/藤野太一、写真/薄井一議、柳田由人

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