『保湿ティッシュ』人気5アイテムを徹底比較! コスパがいいのは? 肌に優しいのはどれ?

 

鼻をかんだりメイクや汚れをふき取ったりするのに毎日使うティッシュ。流通も落ち着いてきて以前と同じように購入できるようになってきた。そこで今回は、敏感肌や頻繁に鼻をかむ人におすすめの保湿ティッシュ特集をお届け。数ある商品の中から人気5アイテムを、柔らかさ、しっとり感、コスパの観点で評価していく。

 

マスク肌荒れや眼鏡の曇り防止にも! しっとりしているだけじゃない、柔らかくてつるつるとした肌ざわりこそ保湿ティッシュの魅力

ローションティッシュや高級ティッシュとも呼ばれる保湿ティッシュは、ティッシュが潤いを持った商品のこと。水分を吸収しやすい一般的なものと違い、柔らかくしっとり感があるので、敏感肌で肌が弱い人、鼻炎や花粉症などで頻繁に鼻をかむ人などにおすすめだ。

鼻をかみすぎて赤くなってしまった経験があるはず…

一般的なティッシュとの大きな違いは保湿成分が含まれていること。

単に水分を含んでいるだけでなく、主に「グリセリン」と「ソルビット」と呼ばれる成分が配合されており、これによりつるつるとした肌ざわりや柔らかさが実現されている。

また、水分を保持したことで厚みがあり透けにくい特徴も持っている。

また、昨今のマスク着用に伴う肌荒れの防止に使えるのもポイント。

表面がつるつるとしていてすべりが良いので、フェイスラインに合わせて保湿ティッシュを折ってあてれば摩擦を軽減してくれる。

4つ折りにしてマスクにあてるだけ

一般的なティッシュでは代用できないので、マスク肌荒れに悩む人には特におすすめだ。

鼻側にあてればメガネの曇り防止にも役立つ。(参考:警視庁 災害対策課

外から見ても違和感なく使えるので、積極的に活用していきたいアイディアだ。

 

『保湿ティッシュ』人気5ブランドの使用感・コスパを徹底比較!

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で一時期入手が困難となっていたが、現在は流通が落ち着き、品ぞろえも元に戻りつつある。

 

そこで今回は『保湿ティッシュ特集』と題し、柔らかさ、しっとり感、コスパの3つの項目で全5商品をレビューする。

ウエットティシュとはまったく異なる保湿ティッシュ

  • 大王製紙『エリエール 贅沢保湿』
  • 大王製紙『エリエール +Water』
  • 王子ネピア『ネピア 鼻セレブティシュ プレミアム』
  • 日本製紙クレシア『肌うるる』
  • イオン『トップバリュ 保湿ローションティシュー』

 

今回紹介するのはこの5商品。さっそくいってみよう!

 

大王製紙『エリエール 贅沢保湿』

箱は保水感を連想させる青ベース。高級感のあるデザインな仕上がり。

1つ目は大王製紙『エリエール 贅沢保湿』(400枚/200組・参考価格 税込609円/3箱・発売中)

グリセリンや高分子保水成分のほか、コラーゲンやヒアルロン酸を配合したパルプ100%のローションティッシュだ。

コラーゲンやヒアルロン酸など、様々な保湿成分が配合された商品名通りの贅沢感

複数の成分を使用したことで特にティッシュを使う冬の乾燥時期でもしっとり感を持続。肌が荒れにくいように改良がされている。

また、1組当たりの値段は約1.01円と保湿ティッシュの中でも安く日常使いにもぴったりだ。

取り出し口が広く取りやすいのも「エリエール」ブランドの魅力の1つ。

保湿ティッシュは性質上破れやすいイメージがあるが、この商品はスッと取り出しても破れないのが嬉しい。

1枚の大きさは206mm×223mm

触り心地は”しっとりやわらか”の表現の通り。すべりが良く引っかかりは感じない。

2回ほど折りたたんで使用すると、タオルのような弾力とみずみずしさをより一層感じることが出来る。

2枚1組

使い心地、コスパ、枚数のトータルバランスがよく初めて買う人にもおすすめの1品。

購入は、全国のスーパーのほかエリエール公式オンラインショップ、、LOHACO楽天市場などで。

 

【チェック項目】

肌ざわり(柔らかさ):★★★★☆

しっとり感:★★★★☆

コスパ:★★★☆☆(1組あたり約1.01円)

 

公式サイト:大王製紙『エリエール 贅沢保湿』

 

大王製紙『エリエール +Water』

保湿ティシュー売上枚数No.1ブランド ※インテージSRI保湿ティシュー市場 2018年4月~2019年3月累計販売容量(枚数換算)

2つ目は同じく大王製紙『エリエール +Water』(360枚/180組・参考価格 税込609円/5箱・発売中)。保湿成分グリセリンを配合し、水分率を通常品の170%(※)にしたことで肌ざわりを優しく滑らかにしたパルプ100%の商品だ。

※同社保湿成分非配合商品

紙のボックスタイプのほか、携帯用のポケットティッシュタイプや包装をフィルムにしたソフトパックなどが販売されておりシーンに合わせやすいのも魅力の1つ。1組当たり約0.67円と安く日常使い向け。

パッケージは先ほどと同じく青ベースだが、白を多めに使ったシンプルな印象。ボックスが薄めで小さいのも特徴的だ。

ふたを閉めれば簡易的な乾燥防止になる

取り出し口は開封後にも蓋の役割を果たしているので長時間使用してもうるおいを逃さないように工夫がされている。

車などに置いてそこそこ使うけど1箱を長期間使うシーンに活躍しそうだ。

一般的なティッシュと比べると表面のすべりがあり触り心地は良い。

しっとり感は若干物足りないが、その分破れにくいので多少雑に使っても大丈夫そうだ。お子さんがいる家庭に使いやすそう。

2枚1組

その代わりコストを下げたせいか柔らかさ(厚み)が若干物足りない点はいまいち。

折りたたんだり2組使えばその点はカバーできるので、状況によって使い分ければなかなか優秀な商品だと思う。

購入は、全国のスーパーのほかエリエール公式オンラインショップ、、LOHACO楽天市場などで。

 

【チェック項目】

肌ざわり(柔らかさ):★★☆☆☆

しっとり感:★★☆☆☆

コスパ:★★★★☆(1組あたり約0.67円)

 

公式サイト:大王製紙『エリエール +Water』

 

次ページでは、『ネピア 鼻セレブティシュ プレミアム』『肌うるる』『トップバリュ 保湿ローションティシュー』をチェックする!

 

王子ネピア『ネピア 鼻セレブティシュ プレミアム』

3番目の登場は高級ティッシュの代名詞と言っても過言ではない「ネピア 鼻セレブティッシュ」のプレミアム版。

「ネピア 鼻セレブティッシュ」は白なのに対しこちらは黒

王子ネピア『ネピア 鼻セレブティシュ プレミアム』(390枚/130組・参考価格 税込460円/1箱・2019年10月1日発売)は、1組あたり3枚重ねたティッシュに、同社独自の保湿成分を含ませた超贅沢仕様の商品だ。

1枚多く重ねたことで空気の層ができるためさらに柔らかい肌ざわりとなる。

植物性スクワラン配合。フレッシュパルプ100%

また、肌に優しい美容成分としても知られる植物性スクワラン配合しており、プレミアムにふさわしい1箱に仕上がっている。そのため値段はかなり高く、1組当たり約3.53円。

赤ちゃんのいる家庭に贈れば喜ばれること間違いなし!

気軽に日常使いするには少々抵抗があるが、黒ベースのマットな触り心地のパッケージに箔押しのロゴの高級感も相まって粗品などにも活躍してくれる1品である。

3枚1組

手に取って分かるそのしっとり具合はひんやりとした冷たさを感じるほどの保湿感だ。

3枚組だからこそ実現できるタオルのような重厚感は正直たまらない。もちろん柔らかさは言うまでもない最高級。

黒うさぎのパッケージが可愛らしい

表面はつるつるとしているというよりきめが細かく引っ掛かりがない肌ざわり。もちろん顔に沿って動かすと抵抗感なくティッシュが動いてくれる。

それでいてとてもしっとりしているから、動かすたびに潤いがチャージされているような錯覚さえ感じる。もちろんそんなことはないけれど。

心から知らなきゃよかったと思うクオリティ

はっきり言って値段は高い。だが、それを補うには有り余るほどの肌触りとしっとり感を堪能できる1品だ。

購入は、全国のスーパーのほかネピア公式オンラインショップ、、楽天市場などで。

 

【チェック項目】

肌ざわり(柔らかさ):★★★★★

しっとり感:★★★★★

コスパ:★☆☆☆☆(1組あたり約3.53円)

 

王子ネピア『ネピア 鼻セレブティシュ プレミアム』

 

日本製紙クレシア『肌うるる』

4つ目は日本製紙クレシア『肌うるる』(408枚/204組・参考価格 税込3,432円/10箱・発売中)。天然由来の保湿成分を配合した保湿ティッシュで、2018年10月に発売された比較的新しい商品。

しっとりなめらかな使い心地を実現するために、保湿成分の均一化やパルプ100%のシートの表面のしわを抑えてつるつるとした肌ざわりにするなどの工夫がされている。

また1箱に204組入っているのも特徴の1つ(同社「ローションエックス」は180組)。

それにもかかわらず箱の高さが75mmとコンパクトなので場所を取らず使いやすくなっている。1組当たりの価格は保湿ティッシュでは標準的な約1.68円。大容量となったことでコスパが良くなったのが大きいだろう。

一般的なティッシュと比べるとその差は歴然だが、保湿ティッシュとしてはしっとり感は少々控えめ。

 

肌触りは若干つるつるしている印象。評価としては『エリエール +Water』に似た使い心地だ。ただ、こちらの方が若干繊維の密度が高く引っ掛かりがないように感じる。

204組入りなので交換の手間が省けることは地味ながら嬉しいポイント。デメリットとしては少々破れやすいので取る際には丁寧に扱う必要があることだ。もちろんその分の柔らかさはあるので一長一短という感じ。

2枚1組

総合的には、保湿ティッシュとしては丁度中間にあたる立ち位置だろう。

購入は、全国のスーパーのほかクリネックス公式オンラインショップ、、Yahoo!ショッピング楽天市場ケンコーコムなどで。

 

【チェック項目】

肌ざわり(柔らかさ):★★★☆☆

しっとり感:★★☆☆☆

コスパ:★★☆☆☆(1組あたり約1.68円)

 

公式サイト:日本製紙クレシア『肌うるる』

 

イオン『トップバリュ 保湿ローションティシュー』

最後はイオン『トップバリュ 保湿ローションティシュー』(408枚/204組・参考価格 税込492円/3箱・発売中)を検証しよう。

シルクのような肌ざわりを再現した植物性保湿成分(グリセリン)配合、木材パルプ100%の保湿ティッシュだ。

1組当たりの価格は約0.13円と超格安。ちなみに「トップバリュ」は生活品質の向上を目的としたブランド。

低価格ブランドではないにもかかわらずこのコスパの高さは非常に魅力的だ(トップバリュ ベストプライスは低価格ブランド)。

パッケージは青ベースの中にシルクを表現したデザイン。シンプルながらも肌ざわりの良さが伝わってくる。

しっとり感や柔らかさはかなり快適。1枚だけだと分かりにくいが、折り重ねると柔らかさや保湿感を感じることが出来る。

つるつるとした肌触りはコスパを抜きにしてもかなり心地よい。

2枚1組

デメリットとしては破れやすいこと。しっとり感との両立が難しいポイントだが、取り出す段階で破れてしまうのはいただけない。とはいえ、コスパを考えるとさほど気にはならない一品だ。

購入は、全国のイオン店舗やイオンネットスーパーで。

 

【チェック項目】

肌ざわり(柔らかさ):★★★☆☆

しっとり感:★★★☆☆

コスパ:★★★★★(1組あたり約0.13円)

 

公式サイト:イオン『トップバリュ 保湿ローションティシュー』

 

総評

1組当たり約0.13円の高コスパ商品から約3.53円の超高価な商品まで各価格帯にわたって5つの商品を紹介してきた。

やはりトップレベルの使い心地だと感じたのは王子ネピア『ネピア 鼻セレブティシュ プレミアム』。3枚組の柔らかさと冷たささえ感じるしっとり感はずば抜けたクオリティだ。

クオリティ重視ならこの2つ。格段の使い心地で普通のティッシュに戻れなくなること必至

一方で、大王製紙『エリエール 贅沢保湿』は初めて保湿ティッシュを使う人にも違いが分かりやすくコスパも程よい商品。これを買っておけばまず間違いないだろう。

 

家のティッシュ全てを保湿ティッシュに変えるなら高コスパのイオン『トップバリュ 保湿ローションティシュー』一択。イオン系列だけの取り扱いなのが惜しいが、お財布にも優しい良きパートナーになるはずだ。

肌荒れは老若男女、どの季節でも気になる症状の1つ。保湿ティッシュに変えることで大きく改善する可能性があるので今後のティッシュ選びの参考になれば幸いだ。

 

The post 『保湿ティッシュ』人気5アイテムを徹底比較! コスパがいいのは? 肌に優しいのはどれ? first appeared on おためし新商品ナビ.

関連記事リンク(外部サイト)

頭を冴えさせたい受験生及び、年がら年中鼻づまり民の味方! マスクにも使えるクールなミントスティック『ノーズミント(NOSEMINT)3色カラーセット ドンキホーテ限定』!
【花粉対策2019・マスク編】 今年の花粉におすすめな息苦しくない、痒くなりにくい、耳に優しい4製品をピックアップ!
超絶進化中! インフルエンザや風邪から身を守るための『不織布マスク』代表的5種・快適度徹底比較!
マスクに塗って今年の花粉はくるんで対策! 『MoriLabo 花粉バリアスティック』は森のパワーの応用製品
【熱中症対策グッズ】酷暑を乗り切るひんやり快適なアイテムを徹底検証! 新しい生活様式で迎える夏をどう過ごす?

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. 『保湿ティッシュ』人気5アイテムを徹底比較! コスパがいいのは? 肌に優しいのはどれ?

おためし新商品ナビ

お店に並ぶ新商品を実際に買って、使って、食べて、記事にしています。写真はプロカメラマンが撮影! 楽しいお買い物のナビゲーターとしてご活用ください!

ウェブサイト: http://www.shin-shouhin.com/

TwitterID: Shin_Shouhin_

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。