[保存容器の消毒]漬物やしそジュースなど容器の煮沸時間とは?
漬物やしそジュースなどを作って保存容器に入れておき、いざ食べようとしたときに傷んで台無しになっていたことはないでしょうか。今回は、飲み物や食べ物をできるだけ長くおいしく保存するために、容器の煮沸消毒の正しいやり方を紹介します。
事前準備
食器用洗剤で保存容器の汚れをよく洗い、洗剤が残らないように十分な流水ですすいで、水気を拭き取っておきます。
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容器は、煮沸消毒ができるもの、気密性があるものなど、保存に適したものを選びましょう。
煮沸消毒のやり方
●用意するもの
鍋:保存容器が入る大きさ
お湯:適量
耐熱性のあるビニール手袋
●手順
鍋にお湯(※1)、保存容器の本体とふた(※2)を入れて煮沸する。
煮沸する際の温度と時間の目安は、下記の通り。
・100℃=30秒間
・80℃=5分間以上
・75℃=15分間以上
・沸騰してから5分間以上(温度計がない場合)
1 ガラス容器を煮沸消毒する場合は、ガラスが割れないように、加熱前から水の中に容器を入れて煮沸します。
2 ふたが本体と異素材の場合は、必ず耐熱温度を確認してください。
やけどをしないように注意して保存容器を取り出し、清潔なふきんや金網などの上に伏せて置き、できるだけ早く乾燥させる。memo
煮沸消毒した容器やふたの内側を、手や布巾で触らないようにします。
最後に
しそジュースや漬物がおいしく作れても、保存状態が良くないと早く傷んでしまいます。保存容器をしっかりと消毒して、できるだけ長く楽しめるようにしましょう。
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最終更新:2020.06.10
文:アーク・コミュニケーションズ
写真(撮影):清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
写真(撮影協力):吉田めぐみ
監修:カゴメ
出典:
文部科学省「調理場における洗浄・消毒マニュアル」(調理器具、容器等の洗浄・消毒)
農林水産省「生の野菜や果物を安全でおいしく食べるために」(保存容器の煮沸消毒)
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