夏バテ対策は「水分補給」と「十分な睡眠」がキーワード
お盆を過ぎると夏も終わりに近づきますが、長く続く暑さに疲れて本格的な夏バテを感じている人もいるのではないでしょうか? マクロミルが1都3県(東京、神奈川、千葉、埼玉)の20~59歳男女を対象に行った『夏の体調管理に関する調査』では、8月上旬現在において夏バテを感じている人は65%、男女別では、女性のほうが男性よりも12ポイントも高い結果になりました。
夏バテの症状としては「体がだるい(86%)」「無気力になる(43%)」「一日中、眠気がとれない(42%)」が上位にあがり、夏バテの原因としては「屋外と室内の温度差」だと考えている人が半数近くになりました。たしかに、冷え冷えのビルから炎天下の外へ出たときや、電車から降りたときの暑さにはくらくらします。
夏バテの対策には、「水分補給をまめにする(64%)」が最も多く、「睡眠を十分にとる(42%)」「規則正しい生活(31%)」の順になりました。特に女性は「冷房の温度設定を高めにする」「冷たい食べ物・飲み物をとりすぎない」など、“冷え”に気をつけている人が多いようです。最近は、オフィスのクーラー対策にストールなどを常備する人も増えていますが、よく考えると真夏に冷え対策というのも奇妙ですね。
ちなみに、冷房の温度設定では、25度で「ちょうどよい」と回答した人が約7割。26度~28度では「ちょうどよい」が約5割で、「暑い」と回答した人も約3割。しかし、自宅等でよく過ごす場所での設定温度は27度と答えた人がもっとも多く、少しくらいは暑くても高めの温度設定にしている人が多いようです。
また、昨年に比べて「高めの設定にしている」という人は34%になり、理由としては健康や節約が挙げられています。家電製品などを使わないエコな暑さ対策を実践している人も増えているようで、「アイスノンを巻く」「うちわを常備」「扇子を持ち歩く」「グリーンカーテンを育てる」などの意見がありました。体調管理に気をつけつつ、涼しさを感じる工夫をしながら夏を最後まで乗り切りたいものです。調査期間は2009年8月4日~5日、調査方法はインターネットリサーチ、有効回答数は516名。
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京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
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