Motorola、新型RAZRスマートフォン『Droid RAZR HD』『Droid RAZR MAXX HD』『Droid RAZR M』を発表

米Motorolaが米国・ニューヨークで現地時間9月5日に開催したメディア向けのイベントで、米Verzion Wireless向けとして、『Driod RAZR HD』、『Droid RAZR MAXX HD』、『Droid RAZR M』の3機種の新型『RAZR』スマートフォンを発表しました。

イベントの冒頭、Motorolaの新CEOになったGoogleのDennis Woodside氏がステージに登壇し、トップが交代した新生Motoorla Mobilityの3つの取り組みが発表されました。

1つ目は開発者やカスタムROM愛好者がROMを書き換えたりできる端末『Developer Edition』をリリースしていくこと、2つ目はJelly Beanを積極的にサポートしていくことで、2011年モデルのほとんどをアップデートするとしています。3つ目は2011年モデルの中でMotorolaがJelly Beanにアップデートできないと判断した機種の利用者に端末のアップグレードのために、$100の下取り料を提供すること。最後の施策はおそらく米国のみでしょう。

発表された新型『RAZR』スマートフォンは、左から『Droid RAZR HD』、『Droid RAZR MAXX HD』、『Droid RAZR M』。『Droid RAZR HD/MAXX HD』は、何れも米Verizon Wireless向け製品で、『Droid RAZR HD/MAXX HD』はホリデーシーズン前に、『Droid RAZR M』は2年契約で$99というミッドレンジクラスの価格帯で来週発売されます。

3機種とも『RAZR』スマートフォンということで、本体は薄く、ケブラー繊維の背面コーティングやゴリラガラスの使用でキズに強いとされています。新モデルでは、ディスプレー両端のベゼル部分を狭くしたデザインが採用されており、画面サイズのわりに本体の幅が狭いこと、容量の大きいバッテリー(2000mAh以上)を装備すること、Snapdragon S4 MSM8960 1.5GHzデュアルコアプロセッサと1GB RAMを搭載するなど性能も高められています。その他、背面に800万画素カメラ、前面に130万画素カメラを搭載。NFCやLTE通信にも対応。OSはAndroid 4.0(ICS)で、Chromeブラウザがデフォルトブラウザとなっていることが共通しています。年内にJelly Beanにアップデートされる予定です。

『Droid RAZR HD/MAXX HD』は4.7インチ・解像度1280×720ピクセル(HD)のSuper AMOLEDディスプレーを、『Droid RAZR M』は4.3インチ・解像度960×540ピクセル(qHD)のSuper AMOLEDディスプレーを搭載します。『Droid RAZR M』はコンパクトモデルとなります。『Droid RAZR HD』のバッテリー容量は2500mAh、通話時間は最長16時間。『Droid RAZR MAXX HD』のバッテリー容量は不明ですが、通話時間は21時間とされています。単純計算で31%増です。『Driod RAZR M』のバッテリー容量は2000mAh。『Droid RAZR HD』はグローバルモデル『Motorola RAZR HD』も準備されており、アジア太平洋地域、欧州、北・中南米において発売されます。発売時期は「すぐに」とされており、明らかにはなっていません。
Source : Motorola



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